日本史を学ぶための古文書・古記録訓読法
【演習問題一】 主語・主部 解答p. 182
訓読/現代語訳
① 申すべきの条/申すべきであるということは
② 出頭せざるの条/出頭しないということは
③ 披露せしむべきの条/披露するべきであるということは
④ 乱妨を致すべからざるの条/乱暴をしてはいけないということは
⑤ 無沙汰の段/何もしないということは
⑥ 仰せ出さるるの趣/仰せ出された内容は
⑦ 沙汰を致すの篇/(何かを)するということは
⑧ 訴訟を申すの段は/訴訟するということは
⑨ この状の趣は/この文書の内容は
⑩ 知行を全うすべきの状/土地の支配を全うせよとのことは
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對應 karigome_p02.html 演習一所列⑥題(及未收錄頁的⑦〜⑩)的訓讀文與現代語譯解答,主要練習「条・段・状・趣・篇」等主部接尾語的處理方式。
【演習問題二】 述語・述部 解答p. 183
A 基礎演習
①申さるべし ②申さざるべからず ③申さしむべし ④申さしむべからず ⑤申さしめらるべし ⑥申さしめらるべからず ⑦射さしむべし ⑧管領せしむべし ⑨駆(か)けしむべし ⑩宛てしむべし
B 応用演習
① 往古、八幡宮を以て氏神となすの条、所見あるべからずと云々、この事、なお不審の事なり
② 然れば、彼の例に任せ、造らるべきかの由、勅定に候
③ 前の大相国の長女、上皇に入れらるべきの由、上皇示し給う所なり
④ 御号の事、甘露寺何事に候や、其の地を管領せしめ給はず、御斟酌、尤も其の謂われに候
⑤ 今日、還御以前、常御所已下の所々の掃除の事、奉行する所なり
⑥ 後に聞く、禅閤この日薨逝す、満八十、老年の御事といえども、日本無双の才人なり、すでに日月の明りを失うか
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對應 karigome_p05.html 演習二的解答:A 基礎演習為「可被/不可被/可令/不可令/可被令/不可被令/射/管領/駆/宛」等的訓讀;B 應用演習為實際史料(『十輪院內府記』『久我家文書』『長秋記』『園太暦』『勘仲記』『十輪院內府記』)的訓讀文。
【演習問題三】 文書の書き止め文言 解答pp. 184–185
① 神護寺灌頂阿闍梨の事、存知せしめ給うべし、てへり、天気に依り、上啓件の如し
② 贈后御八講結願、参仕し給うべし、てへり、御気色に依り、上啓件の如し
③ 武蔵法花寺当知行地の事、聞し食され畢んぬ、僧衆その旨を存ずべし、てへり、天気かくの如し、これを悉くせよ、以て状す
④ 筥崎宮の事、摂政家の下文を召し取りこれを遣す、てへり、御気色に依り、執達件の如し
⑤ 専修念仏興行の輩、停止すべきの由、五畿七道に宣下せられ候らい畢んぬ、かつがつ御存知有るべく候、てへり、綸言かくの如し、これを悉くせよ
⑥ 件の道清、宜しく彼の宮の検校として、執行せしむべし、てへり、府宜しく承知し、宣に依りこれを行なえ、符到らば奉り行なえ
⑦ 今、状を以て牒す、牒到らば状に准ぜよ、故に牒す
⑧ 実勘に依りこれを糺せ、今、具状を録し、以って牒す
⑨ 牒を進らすこと件の如し、謹みて牒す
⑩ 右、件の人、宜しく大祢宜の職として、社務に従うべきの状、仰する所件の如し、神官等承知し、違失すべからず、故に下す
⑪ 今明両年、その節を閣くべきの由、宜しく五畿七道に仰すべし、てへり、諸国承知し、宣に依りこれを行え
⑫ 疎略を得ず、故に告す
⑬ 所詮、無道の訴訟を停められ、道理に任せ、御裁断を蒙らんと欲す、仍って状を勒し、以て解す
⑭ 但し、或いは遺言、或いは本券を留むと雖も、彼れ此れ、件の文契を以て実となすのみ
⑮ 准拠の例、所見、斯くの如し、仍って勘え(勘じ)申す
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對應 karigome_p06.html 演習三的解答:15 段書止文言史料的訓讀文。涵蓋綸旨、院宣、官符、牒、移、下文、解、御教書等各類公文書末尾的固定套語訓讀。
【演習問題四】 修飾語・修飾節 解答pp. 186–187
A 基礎演習
問一 3 /問二 1 /問三 2 /問四 3 /問五 4 /問六 1 /問七 3 /問八 2 /問九 1 /問十 4
B 応用演習
問一 3 /問二 4 /問三 1 /問四 4 /問五 1 /問六 1 /問七 4 /問八 4 /問九 1 /問十 2
続き(傍線部訓読の解答)
問七 状を出さるべきの処
問八 申さしめ給うべく候
問九 洩れ申さしめ給うべく候
問十 披露せしめ給うべく候
問十一 参るべきの由
問十二 状を出さるるの間
問十三 子細を申すべきの旨
問十四 出頭せざるの条
問十五 検注を行わるべきの由
問十六 披露せしむべきの条
問十七 沙汰あるべきの事
問十八 違乱あるべからざるの由
問十九 出仕せしむべからざるの間
問二十 乱妨を致すべからざるの条
問二十一 若し違犯を致さば
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對應 karigome_p07.html 演習四的解答:A 基礎演習(12 題副詞讀音多選)與 B 應用演習(多選+傍線部訓讀)的標準答案。
【演習問題五】 総復習 解答(続き)pp. 188–190
問二十二 違犯においては(違犯するにおいては)
問二十三 違犯に至りては(違犯するに至りては)
問二十四 違犯有らば
問二十五 違犯の輩においては
問二十六 違犯有るの輩においては
問二十七 若し(も)違犯の輩有るに至りては
問二十八 若し違犯を致すの輩有るに至りては
問二十九 若し違犯を致すの輩有るにおいては
問三十 若し違犯有るの時においては
問三十一 若し違犯を致すの時においては
問三十二 違犯の輩有るの間
問三十三 違犯を致すの輩有るの間
問三十四 違犯の輩有るに因り
問三十五 違犯を致すの輩有るに因り
問三十六 違犯の輩有るの故に
問三十七 違犯を致すの輩有るの故に
問三十八 違犯の輩有るの処
問三十九 違犯を致すの輩有るの処
問四十 違犯の輩有るの条
問四十一 違犯を致すの輩有るの条
問四十二 違犯の輩有るの上は
問四十三 違犯を致すの輩有るの上は
問四十四 違犯の輩有ると雖も
問四十五 違犯を致すの輩有ると雖も
問四十六 違犯の輩有るにおいては
問四十七 違犯を致すの輩有るにおいては
問四十八 違犯の輩有るに至りては
問四十九 違犯を致すの輩有るに至りては
問五十 違犯の輩無くば
問五十一 違犯を致すの輩無くば
問五十二 違犯の輩無きの間
問五十三 違犯を致すの輩無きの間
問五十四 違犯の輩無きに因り
問五十五 違犯を致すの輩無きに因り
問五十六 違犯の輩無きの故に
問五十七 違犯を致すの輩無きの故に
問五十八 違犯の輩無きの処
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對應 karigome_p08.html 演習五(總復習)的解答。共 58 題練習了「違犯の輩」一連串多重條件接續助詞的訓讀(においては/に至りては/因り/の故に/の処/の条/の上は/と雖も/無くば/の間 等),是書中規模最大的訓讀練習組。
後記p. 191
二冊目の著書が教育関係のものになるとは、自分でも予想していなかった。かつて自分が不惑を迎えたことも(情けないことに)大きな驚きではあったが、今はそれ以上に人間の活動と運命の不思議さというものを実感している。
二〇一四年十二月末日 苅米 一志
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後記:作者述其第二本著作竟為教育類書籍,亦在自身意料之外。回顧過去不惑之年的到來令其驚詫,如今則更深切體會到人生活動與命運的奇妙。署「二〇一四年十二月末日 苅米一志」。