日本史を学ぶための古文書・古記録訓読法
表紙・目次表紙〜目次
[表紙に掲げられた例文〕
下 伊賀国追討使庁
補任 地頭職事
左衛門尉平信実
右件所者故出羽守平信兼家領也
而信実依勲功又企追討等仍任先例
為令勤仕其役所補地頭職宛行為親
可致沙汰之状如件 以下
元暦二年八月十五日
日本史を学ぶための古文書・古記録訓読法
日本史史料研究会 監修 / 苅米一志 著 / 吉川弘文館
目 次
- (1)記述の指針一
- (2)方法論について四
- (3)参考文献六
- (4)叙述と表記上の注意八
- (1)主 語一六
- (2)主 部一七
- (3)動詞の体言化二三
- 【演習問題一】 主語・主部二六
- (1)動 詞
- A 基本的な注意三〇
- B 古文書・古記録に独特の動詞三三
- C 接頭語四四
- (2)形容詞・形容動詞四五
- (3)助動詞五五
- (4)補助動詞・終助詞七一
- 【演習問題二】 述語・述部八二
- 補足 文書の書き止め文言八四
- 【演習問題三】 文書の書き止め文言九五
- (1)目的語・目的節
- A 代名詞としての「之」一〇〇
- B 目的語を導く語一〇一
- (2)副詞と連用修飾
- A 多用される副詞一〇六
- B 連用修飾節を導く語一三五
- 【演習問題四】 修飾語・修飾節一四四
- (1)接続詞的に用いられる語一五四
- (2)接続助詞的に用いられる語一七一
- 【演習問題五】 総復習一七七
- 演習問題《解答》一八二
- 後 記一八九
- 別表 主要な助動詞・補助動詞の複合的な使用と接続のしかた一九二
- 頭字索引
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本書封面以一段中世下文(『元暦二年八月十五日』伊賀国追討使庁下文)開卷,這是補任地頭職的命令文書,象徵全書聚焦於「變體漢文」(古代・中世日本獨特的漢文體)訓讀法的主題。
目次按章節劃分:緒言(記述方針・方法論・參考文獻・表記說明)、Ⅰ 主語・主部、Ⅱ 述語・述部、補足(文書末尾的書き止め文言)、Ⅲ 修飾語・修飾部、Ⅳ 接続語・接続部,最後是各章末的演習問題解答、後記、別表(助動詞・補助動詞複合使用表)、頭字索引。
緒言(1) 記述の指針pp. 1–3
古代・中世における文書・記録の文体は独特である。たとえば、ある文書の末尾は、次のようになっている。
右条々、堅令停止畢、若於違犯之輩者、忽可被処厳科者也、仍下知如件、
これを訓読すると、「右の条々、堅く停止せしめ畢んぬ、若し違犯の輩においては、忽ち厳科に処せらるべき者なり、仍って下知件の如し」となる。現代語訳は「右の条々は、これを固く禁止する。もし違反する者があった場合は、早速厳罰に処するものである。よって以上の通り下達する」となる。
読みづらいかも知れない。はじめて見る者にとっては、おそらく漢字のよみさえ理解できないのが正直なところではないだろうか。しかし、実はこの一文にこそ、古代・中世における漢文のエッセンスがよくあらわれている。「令」「可」「被」「也」「如」という助動詞、「畢」という補助動詞、「堅」「若」「忽」という副詞、「仍」という接続詞。これらは、古代・中世の文書・記録において、きわめて頻繁に使用される品詞である。
したがって、こうした品詞や語法になれ、その意味を正確に解釈することが、文書・記録の読解のための重要な手段であることは疑いない。古代・中世の文書・記録は、一般に「変体漢文」という独特な文章によってつづられている。つまり、この「変体漢文」を訓読し、解釈することが歴史学の基礎的な作業となってくるわけである。
ところが、「変体漢文」の読解には、重大な障害がある。従来、その訓読のしかたは、主として教員が学生に口頭によって伝達していた。つまり、寺子屋のような読み聞かせのかたちで教授されてきたのである。しかし、これには大きな問題がある。
第一には、教授されている訓読法の適否について、点検する手段を欠くことである。そのため、東日本と西日本の大学で、訓読のしかたが異なるというような現象もおこっている。字訓の違い程度ならば問題はないが、意味解釈にまで違いがうまれるとすれば、それは大きな問題であろう。したがって、ゆるやかではあっても「最大公約数的な基準」というものを構築し、それを比較検討していく必要がある。
第二に、教授できる人数の限界である。学生が試読し、教員がそれをなおす、という方法によるかぎり、学生の数はせいぜい四五十人程度が上限であろう。しかし、古代・中世の記録・文書を自学自習したいとねがう人々は、潜在的に膨大な数にのぼるのではなかろうか。いわゆる大学の史学科における教育、という枠内に限定されているかぎり、「変体漢文」の訓読法という重要な手段が、社会の広い層に拡大していくことは難しい。
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古代・中世日本的文書與記錄具有獨特文體,作者以一段典型的中世下文末尾為例,展示其訓讀與現代語譯。這段範例文字濃縮了變體漢文最重要的詞類:助動詞(令・可・被・也・如)、補助動詞(畢)、副詞(堅・若・忽)、接續詞(仍)。
變體漢文是研讀歷史學的基礎工具,但其訓讀法迄今主要由教員口傳給學生,存在兩大問題:其一是缺乏點檢標準,導致東西日本各大學的訓讀方式不一;其二是教學人數受限,無法回應廣大自學者的需求。本書旨在建立一套「最大公約數式」的訓讀基準。
緒言(2) 方法論についてpp. 4–6
従来、「変体漢文」の訓読が重要と見なされながらも、それを専一にあつかう教科書というものは存在していなかった。峰岸明『変体漢文』(国語学叢書一一、東京堂出版、一九八六年)はこの分野の名著であるが、専門性がきわめて高く、しかも現在では絶版となっている。いわゆる古文書学の入門書においても、文書の様式や字体の判読に重きがおかれ、訓読そのものについては十全な解説がおこなわれていない。訓読はできて当たり前、という風潮が存在したためであるが、もはや高校教育における漢文の知識をあてにできる時代ではない。ゼロの状態からの学習、という課題にこたえ得る、何らかの標準的な手引きが必要とされているのである。
以上のような理由から、筆者は従来の古文書入門の枠をこえ、変体漢文の訓読に重点をおいた、簡略な手引書を作成することとした。ここでは、いわゆる古文書の様式や変遷、あるいはくずし字の解読などには一切ふれない。あくまで活字の白文を訓読し、その意味を解釈する、という点を専一に追求するつもりである。
我々がある変体漢文を訓読し得たとして、古代・中世の人々は本当にそれと同様な読み方をしていたのだろうか。そうした疑問が浮かぶかもしれない。つまり、そのように訓読する根拠はどこに求められるか、という問題である。
これについては、案外に手がかりは多い。当時の人々は変体漢文を書きつづり、また読解していたわけだが、その痕跡はさまざまな資料に残されている。
第一に挙げられるのは、訓点資料であろう。漢文に対して、それを訓読するための記号を施した資料は多い。特に古代から存続する大寺院などには多く残されており、それ自体が一個の研究対象をなしている。
第二に、漢字仮名まじり、または仮名書きの文章の存在である。漢文で記してあったものの、あるいは漢文で記すべきであったものを、漢字仮名まじりや仮名書きで記したものがある。たとえば、天皇が読みあげる宣命、祭祀の場における祝詞、書状の類などが挙げられる。これらの中には、漢語を極力使わない、いわゆる「やまとことば」で音読するものもあるが、その語順については参考にすることができる。
この他、訓読の手がかりを得るための資料として、譲状と置文という組み合わせは興味深い。譲状とは、家の当主が自身の死後、誰にどのような財産を譲るのかを書きあげた文書である。公的な機関にも提出されて認可を受けるため、漢文で記されることが多い。それに対して、当主が被譲者に対して死後の遵守事項を命じたのが置文である。これは私的な内容であるため、仮名書きであることが多いが、文章そのものは前者の譲状と共通する部分がきわめて多い。大づかみに言って、譲状を訓読して仮名書きにしたのが置文ということになる。両者を比較することによって、当時の人々が変体漢文をどのように訓読していたかを知ることができる。
こうした方法によって抽出された規則を、たとえば仮名書きの書状にあてはめて、それをもとに漢文を再構築してみると、他の変体漢文とほとんど矛盾は見出せない。ここで解説するのは、そのようにして見出された訓読の方法であるということになる。
読者は、とりあえず本書の冒頭から目を通し、提示された例文の訓読および現代語訳を読んでいけば、自然と変体漢文に親しむことができるようになっている。なお、文中にはあくまで必要な範囲で、簡略な演習問題も配置してある。
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過去專門處理變體漢文訓讀的教科書幾乎不存在。峰岸明《變體漢文》(1986)雖為名著但專業性過高且已絕版;古文書學入門書多偏重文書樣式與字體判讀。本書突破舊框架,專注於變體漢文訓讀,不涉及文書樣式變遷或草書解讀。
方法論上,作者藉由訓點資料、漢字假名混用文・假名書文章、以及「讓狀(漢文)/置文(假名)」對照組等資料,抽出當時實際使用的訓讀規則,再以此重建漢文,與其他變體漢文核對無矛盾。讀者由前往後依例文(原文・訓讀文・現代語譯)逐步閱讀即可。
緒言(3) 参考文献pp. 6–12
ここではあくまで変体漢文の訓読法に重点をおくため、古文書の様式や辞書的な知識には対応できない。そこで、有益と思われる周辺分野の参考文献を掲げておく。
A―1 書籍(歴史学・古文書学)
阿部猛編『古文書古記録語辞典』東京堂出版、一九九五年
阿部猛編『荘園史用語辞典』東京堂出版、一九九七年
網野善彦・他編『ことばの文化史 中世1~4』平凡社、一九八八~八九年
荒居英次・他編『古文書用字用語大辞典』柏書房、一九八〇年
飯倉晴武『古文書入門ハンドブック』吉川弘文館、一九九三年
同『古記録』東京堂出版、一九九八年
同『明治以前天皇文書の読み方・調べ方』雄山閣出版、一九八七年
飯倉晴武・高橋正義・中尾堯『体系・古文書実習 改訂版』雄山閣出版、二〇〇〇年
小山田和夫『入門 史料を読む 古代・中世』吉川弘文館、一九九七年
小和田哲男『図録 中世文書の基礎知識』柏書房、一九七九年
工藤敬一『中世古文書を読み解く―南北朝内乱と九州』吉川弘文館、二〇〇六年
ことばの中世史研究会編『鎌倉遺文にみる中世のことば辞典』東京堂出版、二〇〇七年
斎木一馬『古記録の研究』吉川弘文館、一九八九年
同『古文書の研究』吉川弘文館、一九八九年
同『古記録学概論』吉川弘文館、一九九〇年
佐藤和彦『中世史用語事典』新人物往来社、一九九一年
佐藤進一『新版 古文書学入門』法政大学出版局、二〇〇三年
柴辻俊六『戦国大名文書の読み方・調べ方』雄山閣出版、一九八四年
杉浦克己『書誌学・古文書学 文字と表記の歴史入門』放送大学教育振興会、一九九四年
高橋秀樹『古記録入門』東京堂出版、二〇〇五年
日本古文書学会編『日本古文書学論集』吉川弘文館、一九八六~八八年
日本歴史学会編『概説 古文書学 古代・中世編』吉川弘文館、一九八三年
橋本義彦編『日本歴史「古記録」総覧〈古代・中世篇〉』新人物往来社、一九九〇年
早川庄八『宣旨試論』岩波書店、一九九〇年
林陸朗監修『古文書古記録難訓用例大辞典』柏書房、一九九九年
外園豊基『中世古文書の散策』教育出版、一九九三年
峰岸純夫編『今日の古文書学 第三巻 中世』雄山閣出版、二〇〇〇年
横山篤美『古文書難語辞典』柏書房、一九八一年
A―2 個別論文(歴史学・古文書学)
今泉淑夫「記録語片々」『国語展望』六三、一九八三年
菅原正子「中世の古文書にみる仮名と漢字――ジェンダーは存在するのか」『総合女性史研究』二二、二〇〇五年
船越雅世「鎌倉期の武家社会における『仮名文書』について」『史艸』四六、二〇〇五年
吉川真司「女房奉書の発生」『古文書研究』四四・四五、一九九七年
B―1 書籍(日本語学)
出雲朝子『中世後期語論考』翰林書房、二〇〇三年
今泉忠義『日葡辞書の研究〈語彙〉』桜楓社、一九七〇年
同『日葡辞書の研究〈用語〉』桜楓社、一九七〇年
鎌田正編『漢文教育の理論と指導』大修館書店、一九七二年
辛島美絵『仮名文書の国語学的研究』清文堂出版、二〇〇三年
川瀬一馬『古辞書概説』雄松堂出版、一九七七年
同『増訂 古辞書の研究』雄松堂出版、二〇〇七年
小林賢次『狂言台本を主資料とする中世語彙語法の研究』勉誠出版、二〇〇〇年
小林芳規『平安鎌倉時代に於ける漢籍訓読の国語史的研究』東京大学出版会、一九六七年
高橋忠彦・高橋久子『日本の古辞書 序文・跋文を読む』大修館書店、二〇〇六年
築島裕他『岩波講座 日本語一〇 文体』岩波書店、一九七七年
土井忠生・長南実・森田武『邦訳 日葡辞書』岩波書店、一九八〇年
中山緑朗『平安・鎌倉時代古記録の語彙』東苑社、一九九五年
西崎 亨『日本古辞書を学ぶ人のために』世界思想社、一九九五年
峰岸 明『変体漢文』(国語学叢書一一)東京堂出版、一九八六年
同『平安時代古記録の国語学的研究』東京大学出版会、一九八六年
三保忠夫『古文書の国語学的研究』吉川弘文館、二〇〇四年
室町時代語辞典編修委員会編『時代別国語大辞典 第一巻~第五巻』三省堂、一九八五~二〇〇〇年
吉田金彦・築島 裕・石塚晴通・月本雅幸編『訓点語辞典』東京堂出版、二〇〇一年
山田俊雄『日本のことばと古辞書』三省堂、二〇〇三年
B―2 個別論文(日本語学)
青木 孝「変体漢文の一用字法」『国語学』一七、一九五四年
加藤良徳「藤原定家による仮名文書記システムの改新」『国語学』五二(一)、二〇〇一年
辛島美絵「古文書にみる日本語史――特に仮名文書について」『國文學 解釈と教材の研究』五〇(五)、二〇〇五年
玉村禎郎「『善悪』の語史――中世前期の変体漢文における名詞用法」『京都光華女子大学研究紀要』四〇、二〇〇二年
西田直敏「『文体としての自敬表現』の本質――豊臣秀吉文書の場合」金田一春彦博士古稀記念論文集編集委員会編『金田一春彦博士古稀記念論文集 第一巻』三省堂、一九八三年
沼本克明「変体漢文訓続に於ける字音語の性格」『信州大学人文学部 人文科学論集』七、一九七三年
原 栄一「変体漢文訓読上の一疑点」『語文研究』一八、一九六四年
同「変体漢文副詞断片――『日本往生極楽記』『大日本法華験記』について」『金沢大学教養部論集 人文科学篇』九、一九七二年
原 裕「院政期古記録における『令』について」築島裕博士傘寿記念会編『国語学論集』汲古書院、二〇〇五年
同「変体漢文の近称指示代名詞の用字について」『訓点語と訓点資料』九七、一九九六年
船城俊太郎「変体漢文の『併』字」『国語学』八三、一九七〇年
同「『了(ヲハンヌ)』考――〈変体漢文〉研究史にまでおよぶ」『新潟大学人文学部 人文科学研究』一〇〇、一九九九年
同「変体漢文の奇妙な常用字」『日本語学』一八(一)、一九九九年
峰岸 明「記録語文の訓読方法について」『築島裕博士還暦記念 国語学論集』一九八六年
同「古記録と文体」古代学協会編『後期摂関時代史の研究』吉川弘文館、一九九〇年
同「『本朝文粋』の文章について――日本漢文文体判定の基準を求めて」『国語と国文学』六九(一一)、一九九二年
同「古記録の文章における表記とその言語」『国語と国文学』八〇(一)、二〇〇三年
矢田 勉「中・近世の文書文体に於ける漢文的要素の和化とその原理――特に『而』『与』両字用法の変遷に関して」『訓点語と訓点資料』一一四、二〇〇五年
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由於本書專注於變體漢文訓讀法,無法涵蓋古文書樣式或辭典類知識,因此作者羅列周邊分野的重要參考文獻,分為四類:A-1 歷史學・古文書學書籍(28 種,含峰岸明、佐藤進一、斎木一馬等名家著作)、A-2 歷史學・古文書學個別論文(4 篇)、B-1 日本語學書籍(21 種,含峰岸明《變體漢文》、《訓點語辞典》等)、B-2 日本語學個別論文(17 篇,涵蓋變體漢文之字音語・近称指示代名詞・「了」「併」字等專題研究)。
緒言(4) 叙述と表記上の注意pp. 12–13
以下、主として文の要素ごとに解説をくわえていくが、ここにおける分類は、必ずしも一般的な古典文法のそれにのっとっていない。それは「漢字」そのものが複数の品詞として使用できるという事情もあるが、それ以上に、いわゆる文法学を研究するのではなく、あくまで変体漢文の訓読を主眼として叙述をおこないたいと考えるからである。
提示した例文は架空のものが多いが、史料上で実際に用いられた例を挙げる場合は、逐一出典を示した。『平安遺文』『鎌倉遺文』についてはそれぞれ『平遺』『鎌遺』と略記し、文書番号と文書名のみ掲げた。他の刊本についても同様である。
なお、以下の叙述において、単語・例文のあとに「=」がある場合はその意味、「→」がある場合はその訓読文をしめす。訓読にあたっては、歴史的仮名づかいを用いていない。
また、研究をすすめる上で訓読文を求められることはほとんどないのだが、学習の便宜のため、訓読文を書く際の注意点についても記述した部分がある。
中文翻譯
本書按句子要素分類解說,分類方式不嚴守一般古典文法的框架——其一是漢字本身可作多種詞類使用,其二是本書目的非語法學研究而是訓讀實踐。例文多為虛擬,引自實際史料時注明出處(《平安遺文》=《平遺》、《鎌倉遺文》=《鎌遺》等)。標記符號約定:「=」表示語意、「→」表示訓讀文;訓讀不用歷史假名遣。為學習方便,部分內容亦標注訓讀文書寫要點。