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A3 田中草大 2013 『日本語学論集』第九号 pp. 29–52

変体漢文の文体的性格を測る手段について
—— 形容詞ヒサシと形容動詞ワヅカナリを例に ——

← §3 ワヅカ | §4 まとめ・注(4/4頁)

第四節だいよんせつ まとめpp. 48–49

本稿ほんこうでは、変体漢文へんたいかんぶん資料しりょう語彙的ごいてき性格せいかく基づもとづいて分類ぶんるいする際にさいに所謂いわゆる特有語とくゆうご」を用いもちいることの危険性きけんせい指摘してきした上でうえで、「和文わぶん訓読文くんどくぶん双方そうほう普通ふつう用いもちいられるが、その用法ようほうにおいてりょう文体ぶんたいかん相違そうい見らみられる」である狭義きょうぎの「文体間共通語ぶんたいかんきょうつうご」が指標しひょうとしてより適切てきせつであると主張しゅちょうした(第一節だいいっせつ)。そして以前いぜん発表はっぴょうした動詞どうしオドロクに追加ついかするれいとして、形容詞けいようしヒサシ(第二節だいにせつ及びおよび形容動詞けいようどうしワヅカナリ(第三節だいさんせつ)を取り上げとりあげた。変体漢文へんたいかんぶんのヒサシは和文わぶん同様どうよう長期間ちょうきかん長時間ちょうじかん両方りょうほう場合ばあい用いもちいられることから和文わぶんてき判断はんだんされるとし、変体漢文へんたいかんぶんのワヅカは訓読文くんどくぶん見らみられる「対比の用法」が(文飾ぶんしょく凝らこらしたと見らみられるケースを除いのぞいて)用いもちいられないことからやはり和文わぶんてきであるとした。

稿者こうしゃはオドロクの性格せいかくについて述べのべ際にさいに文体間共通語ぶんたいかんきょうつうご用法ようほう在りありほうとして、次頁じぺーじパターンが考えかんがえられることを述べのべた。則ちすなわち和文わぶん用法ようほう訓読語くんどくご用法ようほう内包ないほうする「和文わぶん訓読語くんどくご」の関係かんけいにある場合ばあいA)、和文わぶん用法ようほう訓読語くんどくご用法ようほうとで一致いっち部分ぶぶん相違そうい部分ぶぶんとがある場合ばあい(これが最ももっとも普通ふつうのパターンと思わおもわれる。B)、Aと反対はんたい訓読語くんどくご用法ようほう和文わぶん用法ようほう内包ないほうする「訓読語くんどくご和文わぶん」の場合ばあいC)、そして訓読語くんどくご和文わぶん語とかたと実際じっさい用例ようれい上でうえで用法ようほう共通性きょうつうせい乏しいとぼしいDに近いちかい場合ばあい、の四つよつである。オドロクは和文わぶんにおいて「驚き」「目覚め」「連絡」のさん用法ようほう認めみとめられるのに対したいし訓読文くんどくぶんでは「驚き」及びおよび少数しょうすうの「目覚め」のれい認めみとめられるに留まりとまり、「連絡」の用法ようほうがない、則ちすなわちAに相当そうとうするであった。

本稿ほんこう取り上げとりあげ二語にごない、ヒサシはオドロクと同様どうようAのパターンに相当そうとうするものと言えいえるが、ワヅカはこれらとは反対はんたいCのパターンに相当そうとうするれいであり、且つかつどちらの調査結果ちょうさけっかからも変体漢文へんたいかんぶんでの用法ようほう和文わぶん共通きょうつうするという結論けつろん得たえたことになる。

【図】文体ぶんたいかん共通語きょうつうごにおける用法ようほう在りありほうのパターン(接触せっしょく用法ようほう上のうえの共通部分きょうつうぶぶん
A 和文わぶん訓読くんどく
和文わぶんがより広いひろい:ヒサシ・オドロク)
和文わぶん 訓読くんどく
B 一致いっち相違そうい
最ももっとも普通ふつうのパターン)
和文わぶん 訓読くんどく
C 訓読くんどく和文わぶん
訓読くんどくがより広いひろい:ワヅカ)
和文わぶん 訓読くんどく
D 用法ようほう上のうえの共通性きょうつうせい乏しいとぼしい
和文わぶん 訓読くんどく

変体漢文へんたいかんぶん言語げんご訓読文くんどくぶんてき判定はんていされがちであることについては第一節だいいっせつ述べのべたが、その一方いっぽう変体漢文へんたいかんぶん文体的ぶんたいてきに「和漢混淆わかんこんこう」の状態じょうたいにあることは先学せんがくにも既にすでに指摘してきがあって、例えばたとえば峰岸明みねぎしあきら一九いっくはちろくロ)では、仮名かな宛字あてじ用いてもちいて和文わぶん記さしるされたれい挙げあげられており(一八いちはつぺーじ以下いか)、「仮名文学語かなぶんがくごなど、漢文訓読語かんぶんくんどくご以外いがいのそのような借字表記しゃくじひょうき従うしたがう漢字表記かんじひょうき仮名表記かなひょうきのこと、引用いんようものちゅう)をも含むふくむ古記録こきろく言語げんごは、従ってしたがって漢文訓読かんぶんくんどく言語げんご中核ちゅうかくとするものではあろうが、それと必ずしもかならずしも等質とうしつのものではない」(ぺーじ)と結論けつろんされ、変体漢文へんたいかんぶん言語げんご単にたんに訓読文くんどくぶんてきというわけではないことを指摘してきしつつも、漢文訓読かんぶんくんどく言語げんごがその中核ちゅうかくであるとされている。また「古記録こきろく言語げんごは、それが正字表記せいじひょうき従うしたがう漢字表記かんじひょうき語とかたとして存すそんす場合ばあい漢文訓読かんぶんくんどく言語げんご深刻しんこく関わかかわると認めみとめられる」(ぺーじ)、「そこ(変体漢文へんたいかんぶんのこと、引用いんようものちゅう)に見らみられるかく漢字表記かんじひょうき語形ごけいは(りゃくかく漢字かんじ定着ていちゃくした和訓わくんのそれであって、それは即ちすなわち漢文訓読語かんぶんくんどくご見るみるべきものであろう」(ぺーじ)とも述べのべられており、正字表記せいじひょうき部分ぶぶんは、正字表記せいじひょうき可能かのうであるという正にまさにその事実じじつにより漢文訓読語かんぶんくんどくごであると理解りかいされていることが読み取れよみとれるのである(なおここでの漢文訓読語かんぶんくんどくご必ずしもかならずしも訓読くんどく特有とくゆう限らかぎらないと述べのべられているのも注意ちゅういされる。ぺーじ)。

本稿ほんこう取りとり挙げあげ二語にごにおいては、訓読語くんどくご用法ようほう用いもちいることが充分じゅうぶん可能かのうであったにも拘らかかわらず、和文わぶんてき用法ようほう採用さいようされている。第一節だいいっせつにて「(特有語とくゆうごにおいては)本当ほんとう和文わぶん使いつかいたいのだが訓読語くんどくご用いもちいざるを得なえない」という表現ひょうげんをしたのは、文体間共通語ぶんたいかんきょうつうごにおけるこのような状況じょうきょう念頭ねんとう置いおいてのことであった。調査ちょうさ二語にご過ぎなすぎないが、「和漢混淆わかんこんこう」のさま呈すていす変体漢文へんたいかんぶん言語げんごにおける和文わぶんてき要素ようそ存外ぞんがい大きいおおきい可能性かのうせい指摘してきするものにはなっていると考えかんがえる。

今後こんごは、説得力せっとくりょく高めたかめるために他のほかのについての調査結果ちょうさけっか引き続きひきつづき示ししめしていくと同時にどうじに語誌的ごしてきというよりも語彙的ごいてきな、より包括的ほうかつてき変体漢文へんたいかんぶん言語げんご捉えとらえ方法ほうほうをも探っさがっていきたい。

文法・表現

〜することの危険性を指摘した上で(〜た上で)
「〜した後で、さらに」という順接の継起表現。「た上で」は先行する動作の完了を前提に次の動作が行われることを示す。論文の構成を振り返りながら展開する学術的表現。
〜に相当する語であった(〜に相当する)
「〜のカテゴリ・類型に該当する語だった」。「相当する」は「該当する・対応する」の意。図A〜Dという分類枠に当てはめる際の帰属表明表現。
存外に(ぞんがいに)
「予想外に・思いのほか」の意の副詞。「存外に大きい」=「思っていた以上に大きい」。控えめな発見・驚きを示す表現で、過度な主張を避ける学術的謙虚さを示す。
〜に拘らず(〜にもかかわらず)
逆接の接続表現。「〜という事実があるのに(それと反対に)〜だ」。「〜にも拘らず」(にもかかわらず)の文語形。「充分に可能であったにも拘らず」=「できたはずなのに、しなかった」。

中文翻譯

本稿在指出分類變體漢文資料的語彙性格時使用所謂「特有語」的危險性之後,主張狹義的「文體間共通語」——即「在和文與訓讀文中均普通使用、但用法在兩種文體之間存在差異的詞語」——作為指標更為適切(第一節)。並以形容詞ヒサシ(第二節)及形容動詞ワヅカナリ(第三節)作為此前發表的動詞オドロク的追加例子。認定變體漢文的ヒサシ如同和文一樣,長期間與長時間兩種情況均可使用,因此屬和文性;變體漢文的ワヅカ不使用訓讀文中可見的「對比的用法」(除可見文飾性的情況外),因此同樣屬和文性。

筆者在論述オドロク的性格時,曾指出文體間共通語的用法形態可考慮以下四種模式:和文語用法涵括訓讀語用法的「和文語∪訓讀語」關係(圖A);和文語用法與訓讀語用法之間有一致部分與差異部分(圖B,最普通的模式);與A相反,訓讀語用法涵括和文語用法的「訓讀語∪和文語」(圖C);以及訓讀語與和文語在實際用例上共通性甚少(接近圖D)的情況。オドロク在和文中有「驚き」「目覚め」「連絡」三種用法,而訓讀文中僅見「驚き」及少數「目覚め」的例子,無「連絡」用法,即相當於圖A的詞語。

本稿所取的兩語中,ヒサシ與オドロク同樣相當於圖A的模式,而ワヅカ則相當於圖C的模式,且兩語的調查結果均得出「變體漢文中的用法與和文相通」這一結論。

第一節中述及變體漢文的語言容易被判定為訓讀文性;另一方面,變體漢文在文體上呈現「和漢混淆」狀態,這一點前人研究中已有指出。例如峰岸明(1986乙)舉出了以假名或宛字書寫和文語的例子(第180頁以下),並得出「包含假名文學語等非漢文訓讀語的古記錄語言,雖以漢文訓讀語言為核心,但未必與之等質」(第204頁)的結論,指出變體漢文語言並非單純是訓讀文性的,同時認為漢文訓讀語言是其核心。又謂「古記錄語言,當其作為遵循正字表記的漢字表記語而存在時,被認為與漢文訓讀語言深刻相關」,「其中所見各漢字表記語的語形……是各漢字固定下來的和訓,即應視為漢文訓讀語的」(第204頁),由此可看出,正字表記部分正是因為能夠進行正字表記這一事實本身而被理解為漢文訓讀語。

本稿所舉的兩語,儘管充分有可能以訓讀語性的用法使用,但採用的卻是和文語性的用法。第一節中表達的「(在特有語中)本想使用和文語卻不得不使用訓讀語」,正是以文體間共通語中的這種情況為前提的。調查語雖只有兩語,但足以指出:在呈現「和漢混淆」狀態的變體漢文語言中,和文性要素出乎意料地可能十分可觀。

今後將繼續提示其他詞語的調查結果以增強說服力,同時也探尋比語誌性更具包括性地從語彙角度把握變體漢文語言的方法。

ちゅう参考文献さんこうぶんけん使用しようテキスト・付記ふきpp. 49–52

[注]

  1. 築島裕(一九六三)三五〇頁。
  2. 峰岸明(一九八六ロ)一九四頁など。
  3. 各資料における和文・訓読文それぞれの特有語(接続詞に限る)の使用語数(異なり語数)について、「訓読語数プラス和文語数」を分母、「訓読語数マイナス和文語数」を分子とした値が「訓読調の度合い」とされている。
  4. 「その語の意味に相当する字義を有する漢字の字音・字訓による表記」(峰岸明〈一九八六イ〉七十一頁)。借字表記(所謂「宛字」による表記)に対立する表記方法である。
  5. 山口佳紀(一九九三)二十頁・三二五頁など。
  6. 訓点語学会第一〇七回研究発表会(平成二十四年十月二十一日、東京大学山上会館)において発表。題目「変体漢文の語彙の性格について ―文体間共通語「オドロク」の用法調査による―」。なお発表原稿を改稿したものが『訓点語と訓点資料』第一三〇輯に掲載予定である。
  7. 訓点資料の調査は、各資料につき公表されている和訓索引乃至は『訓点語彙集成』の記載に則って、本文を確認するという方法で行なった。よって、例えばある資料についてヒサシ(久)がX個見つかったという場合も、その資料全体においてヒサシと訓ずると推定される「久」の数はXより多い可能性がある。
  8. 以下、訓点資料の用例は訓み下し文により示した。声点などにつき加点を省略した場合がある。
  9. 「見已(リ)て悶絶して自ラ持つことに能(ハ)ず[不]して、身を骨の上に投(ゲ)て久(シク)ありて乃蘇ルこと得つ」(192-18)。無論、これも長期間の例と全く解釈し得ないものではなく、仮に訳し分けのルールを前提とするならば、ここは加点者が長期間と見なしたことを示すものとも考え得る。
  10. 以下、訓点資料である古往来と将門記を除いては、変体漢文資料に付された訓点は稿者によるものである。
  11. アラビア数字は『平安遺文』の文書番号である。文書の例について以下同様。
  12. ヒサシカラズ(不久)については長期間・長時間の判定が不可能であるが、便宜的に一貫して長期間に含めた。また山槐記には文意不明の例が二点あり(治承四年四月八日、元暦元年八月二十二日)、この二例は例数に含めていない。
  13. 連体形と思しき例は『平安遺文』中にもう一例見られた。凡寺家封国二十箇国也之中、弁済国五箇国、猶有レ未済其数一、以二此纔済物一、雖二充二用恒例仏事并小修理旁用等一、不及レ海之一滴一、(1362 東大寺請文案・嘉保三年九月七日)

[参考文献さんこうぶんけん]

ちくしま ひろし一九いっくろくさん)『平安時代へいあんじだい漢文かんぶん訓読くんどくにつきての研究けんきゅう東京大学出版会とうきょうだいがくしゅっぱんかい

峰岸みねぎし めい一九いっくしちいち)「今昔物語集における漢字の用法に関する一試論 ―副詞の漢字表記を中心に―(一・二)」『国語学こくごがく八十はちじゅう八十はちじゅう、のち峰岸みねぎし一九いっくはちろくイ)に収録しゅうろく

峰岸みねぎし めい一九いっくしち)「和漢混淆文の語彙」『日本にっぽん説話せつわ7 言葉ことば表現ひょうげん東京とうきょう美術びじゅつ、のち峰岸みねぎし一九いっくはちろくイ)に収録しゅうろく

峰岸みねぎし めい一九いっくはちろくイ)『平安時代へいあんじだい古記録こきろく国語学こくごがくてき研究けんきゅう東京大学出版会とうきょうだいがくしゅっぱんかい

峰岸みねぎし めい一九いっくはちろくロ)『変体へんたい漢文かんぶん東京堂出版とうきょうどうしゅっぱん

山口やまぐちなか一九いっく六七ろくしち)「説話文学の文体研究(一) ―説話集における和漢混淆の度合―」『国文こくぶん』(おちゃみず女子大学じょしだいがく二十にじゅうしち、のち山口やまぐち一九いっくきゅうはち)にも収録しゅうろく

山口やまぐちなか一九いっくきゅうはち)『平安へいあんあさ言葉ことば文体ぶんたい風間かざま書房しょぼう

山口やまぐち佳紀よしのり一九いっく九三くぞう)『古代こだい日本文にほんぶんからだ史論しろんこう有精ゆうせいどう出版しゅっぱん

[使用しようテキスト及びおよび索引さくいんしょう)]

【和文】山田やまだ忠雄ただお一九いっくはち竹取物語たけとりものがたりそう索引さくいん 武蔵野むさしの書院しょいん大野おおのすすむ辛島からしま稔子としこ一九いっくしち伊勢いせ物語ものがたりそう索引さくいん 明治めいじ書院しょいん塚原つかはら鉄雄てつおほか(一九いっくしち〇)大和やまと物語ものがたり語彙ごい索引さくいん 笠間かさま書院しょいん佐伯さえきうめとも伊牟田いむた経久つねひさ一九いっく八一やいち)かげろふ日記にっきそう索引さくいん 風間かざま書房しょぼうしつしろ秀之ひでゆきほか(一九いっく九九くく)うつほ物語ものがたり総合研究そうごうけんきゅう 勉誠べんせい出版しゅっぱん榊原さかきばら邦彦くにひこ一九いっくきゅう枕草子まくらのそうし 本文ほんぶん及びおよびそう索引さくいん 和泉いずみ書院しょいん池田いけだ亀鑑きかん一九いっくはち一九いっくはち源氏物語げんじものがたり大成たいせい 普及版ふきゅうばん 中央公論社ちゅうおうこうろんしゃほか

【漢文訓読文】ちくしまひろし〇〇しち〇〇きゅう訓點くんてん語彙ごい集成しゅうせい 汲古きゅうこ書院しょいんちくしまひろし一九いっくろく興福こうふく寺本てらもと大慈だいじおんてら三藏法師さんぞうほうしでん古點こてん國語學こくごがくてき研究けんきゅう 譯文やくぶんへん 東京大学出版会とうきょうだいがくしゅっぱんかいほか

【変体漢文】(記録きろく貞信さだのぶこうきゅうこよみ小右しょうゆう御堂みどう関白かんぱく後二条ごにじょう師通もろみち中右ちゅうゆう殿どのこよみ愚昧ぐまい 大日本だいにっぽん古記録こきろく岩波書店いわなみしょてんほんほか/(文書ぶんしょ竹内たけうち理三りぞうへん平安へいあん遺文いぶん』(東京堂出版とうきょうどうしゅっぱん所収しょしゅう文書ぶんしょ 西暦せいれき900〜1100ねんふん/(往来おうらい和泉いずみ往来おうらい高山こうざん寺本てらもと往来おうらい雲州うんしゅう往来おうらい/(典籍てんせき将門まさかど江談ごうだんしょう古事こじだん往生おうじょうでん法華ほっけけんほか

大日本だいにっぽん古記録こきろく及びおよび平安へいあん遺文いぶん用例ようれい東京大学とうきょうだいがく史料しりょう編纂へんさんところのデータベースにより検索けんさくし、必要ひつよう応じおうじ書籍しょせきはん参照さんしょうした。

[付記ふき] 本稿ほんこう平成へいせい二十四にじゅうし年度ねんど日本学にほんがくじゅつ振興会しんこうかい科学研究費かけんひ補助金ほじょきん特別研究とくべつけんきゅういん奨励しょうれい研究課題けんきゅうかだい「変体漢文を中心とする日本語文体史の研究」)による成果せいか一部いちぶである。
(たなか そうた 大学院だいがくいん人文じんぶん社会しゃかいけい研究科けんきゅうか 博士課程はくしかてい一年いちねん