明治めいじ・大正たいしょう・昭和しょうわの生活せいかつ様式ようしきの変化へんかは、文学ぶんがく作品さくひんの中なかの「物もの」の表象ひょうしょうにも現あらわれる。本ほんページでは、当時とうじの家具かぐ・家電かでん・調度品ちょうどひんの写真しゃしんを集あつめ、近代きんだい日本人にほんじんの生活感せいかつかんを視覚化しかくかする。鉄瓶てつびん・七輪しちりん・行灯あんどん・卓袱台ちゃぶだい・釜かまから、戦後せんごの電化製品でんか せいひんまで、文学ぶんがく作品さくひんの背景はいけいを理解りかいするための参考さんこう資料しりょうとなる。
本ほんページの中央ちゅうおうに描えがかれる家族かぞく風景ふうけいは、ちゃぶ台を囲かこんで食事しょくじをする昭和しょうわ初期しょきの家庭かてい。座敷ざしきに箪笥たんす・行灯あんどん・卓袱台ちゃぶだいを配置はいちした日本にほん家屋かおくの典型的てんけいてきな室内しつないが見みられる。志賀直哉しが なおや・徳田秋声とくだ しゅうせいらの小説しょうせつでは、こうした家庭かていの風景ふうけいが細密さいみつに描写びょうしゃされる。