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浜島書店 — pilot v2 OCR + ruby 版(PDF 5–218 ページ)

p.199 貨幣制度かへい せいどメディアめでぃあ

近代の貨幣制度きんだいの かへい せいど

明治めいじ4ねん(1871ねん)の新貨条例しんか じょうれいにより、えんせんりん十進法じっしんほう導入どうにゅうされ、近代きんだい貨幣かへい制度せいどはじまった。一円いちえん金貨きんか二銭にせん銅貨どうか五十銭ごじっせん銀貨ぎんかなど、明治めいじ貨幣かへい写真しゃしん掲載けいさいされる。大正期たいしょうき昭和期しょうわきにはインフレいんふれ戦時下せんじか物価ぶっか統制とうせいにより、紙幣しへい価値かちおおきく変動へんどうした。

新聞しんぶん

明治めいじ初期しょきから新聞しんぶん発行はっこうはじまり、文明開化ぶんめいかいか象徴しょうちょうとなった。日刊にっかん新聞しんぶんには「読売よみうり新聞しんぶん」(1874)、「朝日あさひ新聞しんぶん」(1879)、「毎日まいにち新聞しんぶん」などがあり、政府せいふ御用ごよう新聞しんぶん民権派みんけんは新聞しんぶん対立たいりつしながら発展はってんした。新聞しんぶん小説しょうせつ二葉亭四迷ふたばてい しめい尾崎紅葉おざき こうよう以来いらい重要じゅうよう発表はっぴょうで、夏目漱石なつめ そうせき朝日あさひ新聞しんぶん連載れんさい小説しょうせつなど、近代きんだい文学ぶんがくささえた。

電話・ラジオ・蓄音機でんわ・らじお・ちくおんき

明治めいじ末期まっき電話でんわ大正期たいしょうき蓄音機ちくおんき(レコード)、昭和しょうわ初期しょきにラジオ放送ほうそう普及ふきゅうし、メディアの多様化たようかすすんだ。1925ねん大正たいしょう14ねん)にJOAK(東京とうきょう放送局ほうそうきょく)がラジオ放送ほうそう開始かいし。これによりニュース・文化ぶんか娯楽ごらく瞬時しゅんじ全国ぜんこくつたわるようになった。ほんページの写真しゃしんには電話機でんわき蓄音機ちくおんき・ラジオ受信機じゅしんきならぶ。

雑誌『キング』とマス文化ざっし キングと マスぶんか

大日本雄弁会講談社だいにっぽん ゆうべんかい こうだんしゃのち講談社こうだんしゃ)が1925ねん創刊そうかんした『キング』は、日本にほんはつの100万部まんぶ雑誌ざっしとして大衆たいしゅう文化ぶんか象徴しょうちょうした。大衆たいしゅうけの娯楽ごらく雑誌ざっし文学ぶんがく市場しじょう新風しんぷうみ、商業しょうぎょう文学ぶんがく大衆文学たいしゅう ぶんがく隆盛りゅうせいをもたらした。一方いっぽう純文学じゅんぶんがく改造かいぞう』『中央公論ちゅうおう こうろん』との対比たいひで、文学ぶんがく階層化かいそうかすすんだ。