『新古今和歌集』(1205年成立)は、後鳥羽上皇の勅命により、源通親・藤原定家・藤原家隆・寂蓮ら六人が撰した第八勅撰集。全二十巻、約2000首。古今集以来の伝統に新風を加え、「幽玄」「有心」を理念とする中世和歌の到達点。本ページではその撰者・主要歌人とその代表歌を集約する。
本ページに添えられる口絵には、新古今集を代表する歌人とその歌が並ぶ。西行・寂蓮・式子内親王・藤原定家・藤原家隆・後鳥羽院・順徳院・西園寺公経・後京極良経などの肖像と共に、それぞれの名歌が掲げられる。多くは小倉百人一首にも採られた歌で、本ページは新古今集の精華を一覧する形となっている。
ページ中央には明石海峡大橋を望む景観の写真が添えられる。明石は和歌に詠まれた歌枕として古来名高く、『源氏物語』の明石巻、百人一首78番(兼昌の「淡路島かよふ千鳥」)など多くの作品の舞台となった。