平家物語は、平清盛を中心とする平氏一門の栄華・没落・滅亡を描く軍記物語。「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり」で名高い冒頭に始まり、平家の隆盛から壇ノ浦での滅亡までを叙する。仏教的無常観を底流とし、人物の生死を通じて世の儚さを語る。覚一本では十二巻に灌頂巻を加える構成をとる。
平氏一門の主要人物を示す系図。平清盛を頂点とし、子の重盛・宗盛・知盛・重衡、孫の維盛・資盛などを連ねる。安徳天皇の母である建礼門院徳子(清盛の娘)の系統も併せて示される。系図中の細字は人物名・続柄を記し、画像内の小肖像はそれぞれの面影を伝える。
※ 系図内の個々の細字は本ページでは逐一転記しない(複雑な系統表で字が小さい)。系統の概要のみを記す。
巻一から巻十二までと灌頂巻について、巻ごとに主要事件を時系列で配置する年表。保元・平治の乱から始まり、平清盛の昇進、鹿ヶ谷の陰謀、以仁王の挙兵、富士川の戦い、福原遷都、源平の戦い(一の谷・屋島・壇ノ浦)、平家滅亡、建礼門院出家までの主要事件が西暦・元号と共に並ぶ。
※ 年表の項目数が多く、各事件の細部年月日まで逐一転記しない(小字密配・縦書き三段組)。年表全体の構成と主要事件の流れを記す。