最新国語便覧

浜島書店 — pilot v2 OCR + ruby 版(PDF 5–143 ページ)

p.125 『枕草子まくらのそうし』(つづき:四季しき章段しょうだん年表ねんぴょう

四季の章段(「春はあけぼの」全文)しきの しょうだん

はるはあけぼの」「なつよる」「あきはゆふぐれ」「ふゆはつとめて」の四季しき名段めいだん簡潔かんけつ観察かんさつ独自どくじ感性かんせい四季しきとらえる。

清少納言年表せいしょうなごん ねんぴょう

枕草子の名段・名句まくらのそうしの めいだん・めいく

「をかし」と「あはれ」の対比「をかし」と「あはれ」の たいひ

清少納言せいしょうなごん枕草子まくらのそうしは「をかしの文学ぶんがく」、紫式部むらさきしきぶ源氏物語げんじ ものがたりは「もののあはれの文学ぶんがく」と対比たいひされる。「をかし」はあかるく知的ちてき感動かんどうおもむきのおもしろさ、「あはれ」はふかくしんみりとした感動かんどう物悲ものがなしさ。清少納言せいしょうなごん紫式部むらさきしきぶおな平安中期へいあんちゅうき女流じょりゅう作家さっかでありながら、対照的たいしょうてき美意識びいしき文学世界ぶんがくせかいみ出した。