室町時代に成立した日本独自の総合演劇。能は観阿弥・世阿弥親子が大成した。猿楽から発展し、武家の保護を受けて発達。世阿弥の能楽論『風姿花伝』『花鏡』は日本演劇美学の基本書。狂言は能の合間に演じられる滑稽劇。「太郎冠者」が登場する『附子』『棒縛』が代表作。
貴族文学の伝統を継承しつつ、武士や僧侶の日記、旅日記(紀行)が発達した。
室町時代に発達した短編物語の総称。庶民にも親しまれた絵物語的な作品が多い。「一寸法師」「鉢かづき」「物くさ太郎」「酒呑童子」「文正草子」など。題材は多岐で、教訓・笑話・夢物語など。
鎌倉時代に書かれた、『源氏物語』を模した王朝物語風の作品。『松浦宮物語』『海人の刈藻』『岩清水物語』『新蔵人物語』など。