鎌倉時代 新仏教の広がり
1192年源頼朝による鎌倉幕府の成立から1573年室町幕府滅亡まで、約400年の中世。武家社会と新仏教の影響を受け、貴族中心の文学から武士・庶民が担う文学へ。無常観・隠者文学・軍記物語が時代の特色となる。
武士の時代に、世の無常を感じて出家し、世を遁れて山中で文を綴った隠者の文学。無常観・人生観・自然観を深く描く。代表作に鴨長明の『方丈記』、吉田兼好の『徒然草』、西行の歌集『山家集』。
武士の合戦を描く物語。仏教的無常観と武士の人生観を背景に、戦の悲哀と英雄譚を語る。代表作に『保元物語』『平治物語』『平家物語』『太平記』。『平家物語』は琵琶法師により語り継がれた。