最新国語便覧

浜島書店 — pilot v2 OCR + ruby 版(PDF 5–93 ページ)

p.75 中古ちゅうこ文学ぶんがく説話文学せつわぶんがく歴史物語れきしものがたり四鏡しきょう

説話文学せつわぶんがく

仏教ぶっきょう民間みんかんつたわる説話せつわ集成しゅうせいした文学ぶんがく仏教ぶっきょう説話せつわ中心ちゅうしんとした『日本霊異記にほん りょういき』『大日本国法華経験記だいにほんこく ほっけきょう げんき』『今昔物語集こんじゃく ものがたりしゅう』『発心集ほっしんしゅう』『撰集抄せんじゅうしょう』、世俗せぞく説話せつわを含む『宇治拾遺物語うじしゅうい ものがたり』『古今著聞集ここん ちょもんじゅう』『十訓抄じゅっきんしょう』などがある。簡潔かんけつ漢字仮名混かんじかなまじりぶんかれ、人物じんぶつ特異性とくいせい教訓きょうくんつたえる。

おも説話集せつわしゅう

歴史物語れきし ものがたり

貴族きぞく歴史れきしを、物語ものがたり形式けいしき記述きじゅつしたもの。漢文体かんぶんたいの『六国史りっこくし』とはことなり、ひらがなの物語ものがたり視点してん歴史れきしかたる。日本にほん独自どくじ歴史れきし物語ものがたりジャンルジャンル

おも歴史物語れきしものがたり

四鏡しきょう

大鏡おおかがみ』『今鏡いまかがみ』『水鏡みずかがみ』『増鏡ますかがみ』をわせて「四鏡しきょう」と総称そうしょうする。全て「かがみ」を題名だいめいふくみ、歴史れきしを「うつす」物語ものがたりとして連続的れんぞくてき位置いちけられる。