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浜島書店 — pilot v2 OCR + ruby 版(PDF 5–88 ページ)

p.70 上代じょうだい文学ぶんがく文学ぶんがくなが

時代区分じだい くぶん奈良時代ならじだい 白鳳文化はくほうぶんか天平文化てんぴょうぶんか大和朝廷やまとちょうてい

口承文学の発生こうしょうぶんがくの はっせい

大和朝廷やまとちょうてい成立せいりつ以前いぜん日本にほん社会しゃかいでは、文字もじもちいた記録きろくがなかった。生活せいかつなかまれた神話しんわ伝説でんせつ歌謡かようなどは、人々ひとびと記憶きおくくちなかかたつたえられてがれた。これを「口承文学こうしょうぶんがく」という。

神話・神祇・氏神/職能集団の日本の国土と国土主の発生しんわ・じんぎ・うじがみ/しょくのうしゅうだんの にほんのこくどと こくどぬしの はっせい

神話しんわ天地てんち創造そうぞう神々かみがみ活動かつどうかた物語ものがたりであり、日本にほん口承文学こうしょうぶんがく原点げんてんである。神祇じんぎとは神々かみがみ総称そうしょうで、あまかみ高天原たかまがはら神々かみがみ)とくにかみ地上ちじょう神々かみがみ)に大別たいべつされる。氏神うじがみ各氏族かくしぞく祖神そじんで、職能集団しょくのうしゅうだんもそれぞれ独自どくじかみっていた。これらが大和朝廷やまとちょうてい支配下しはいか統合とうごうされた。

文化の伝来ぶんかの でんらい

中国大陸ちゅうごく たいりくからの漢字かんじ仏教ぶっきょう儒教じゅきょう官制かんせい暦法れきほうなど、6-7世紀せいきにかけておおくの文化ぶんか朝鮮半島ちょうせんはんとう経由けいゆして日本にほん伝来でんらいした。これにより従来じゅうらい口承文学こうしょうぶんがくくわえ、文字もじによる文学ぶんがく発展はってんする基盤きばんきずかれた。仏教ぶっきょうは552ねん欽明天皇きんめいてんのう時代じだい百済くだらからつたえられたとされ、その後の文化ぶんか精神生活せいしんせいかつおおきな影響えいきょうあたえた。

上代の主なジャンルじょうだいの おもな ジャンル

上代じょうだい主要作品しゅよう さくひんのち詳述しょうじゅつ