秋あきの野のの咲さきたる花はなを指折ゆびおりかき数かぞふれば七種ななくさの花はな 萩はぎの花はな尾花おばな葛花くずばな瞿麦なでしこの花はな女郎花おみなえしまた藤袴ふじばかま朝貌あさがおの花はな
— (山上やまのうえ憶良おくら・『万葉集まんようしゅう』)
かたかぶみ(ケイトウ)かたかぶみ(けいとう)(読み取り不確実)
八朔とは「八月はちがつ朔日ついたち」の略りゃく。新穀しんこくの収穫しゅうかくを感謝かんしゃする儀式ぎしき。
旧暦きゅうれき八月はちがつ十五日じゅうごにちの名月めいげつを愛めでる宴うたげ。詩歌しいか・管絃かんげんを楽たのしむ。「中秋ちゅうしゅうの名月めいげつ」「芋名月いもめいげつ」とも。
出典挿絵:源氏物語絵巻げんじものがたりえまき(鈴虫すずむし 二)