上代じょうだいに伝来でんらいした唐とう・朝鮮ちょうせんの舞踊ぶようは、次第しだいに日本的にほんてきなものに改あらためられ、日本古来にほんこらいの国風こくふう歌舞うたまいも磨みがき上あげられ完成かんせいした。これらの舞まいは、その音楽おんがくとともに平安貴族へいあんきぞくの教養きょうようとしてもてはやされた。年中行事ねんちゅうぎょうじなどの儀式ぎしきを彩いろどる華はなであり、生活せいかつの中なかの遊あそびとしても取とり入いれられた。中なか古の多くの文学作品ぶんがくさくひんにも現あらわれ、絢爛けんらんを極きわめた平安王朝絵巻へいあんおうちょうえまきの象徴しょうちょうといえる。