貴族社会きぞくしゃかいでは、管絃かんげんの遊あそびや歌うたなど娯楽的ごらくてきな面めんをもつ催もよおしも、深ふかい教養きょうようを必要ひつようとし、これを競きそうものであった。
(男だんし)日常にちじょうの文章ぶんしょうはすべて漢書かんしょ(三史さんし『史記しき』・五経ごきょう → P.書)。宴席えんせきで詩文しぶんを学まなんだ『白氏文集はくしぶんしゅう』『文選もんぜん』を学まなんだ。
(男女)『古今集こきんしゅう』をはじめ古歌こかの暗記あんき。作歌さっかに対し洗練せんれんされた感性かんせいを養やしなう。
(男)笛ふえの他ほか、いくつかの楽器がっきの心得こころえが必要ひつようであった。(女)弦楽器げんがっき(箏そう・琴きん・和琴わごん)
他に、武芸ぶげいの修練しゅうれんとして、弓ゆみの競射きょうしゃ(→ P.45)や鷹狩たかがりが行おこなわれた。
(男)漢字・ひらがな(女手)
(女)ひらがな