最新国語便覧

浜島書店 — pilot v2 OCR + ruby 版(PDF 5–53 ページ)

p.31 もの

p.31 全体図

平安時代へいあんじだいものには、屋形やかたひとはこんだ輿こしひといた輦車れんしゃうしかせた牛車ぎっしゃがある。移動いどうには輿こし牛車ぎっしゃうまもちいるのが一般的いっぱんてきであった。

輿こし種類しゅるい

輦車れんしゃ

東宮とうぐう親王しんのう内親王ないしんのう女御にょうご大臣だいじん僧正そうじょうなど、輦車れんしゃ宣旨せんじもの宮城門きゅうじょうもんから宮門きゅうもんまでることをゆるされた。

牛車ぎっしゃ

貴族きぞくあいだもちいられた。身分みぶんにより、種類しゅるいもさまざまで、皇族こうぞく摂政せっしょう関白かんぱく勅使ちょくしなどがもちいたもっと豪華ごうか唐車からくるまをはじめ、公卿くぎょうもちいた檳榔毛車びろうげのくるま糸毛車いとげのくるま網代車あじろぐるま八葉車はちようのくるま網代あじろ八葉はちようもんえがく)などがある。

唐車からくるま各部かくぶ

皇族こうぞく摂関せっかんなどが儀式ぎしき場合ばあいもちいた。

うしろからる/まえからりる

席順せきじゅん

●は男性だんせい/○は女性じょせい

[1]の位置いちすわり、二人ふたり以上いじょうのときは番号ばんごうわかほう上席じょうせきとなり、矢印やじるしのようにかいってすわる。

賀茂の祭の牛車かもの まつりの ぎっしゃ → P.47