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浜島書店 — pilot v2 OCR + ruby 版(PDF 5–48 ページ)

p.28 古典こてん世界せかいいろど草木染そうもくぞめ/有職文様ゆうそくもんよう

p.28 全体図

べにばなべにばな紅花こうか)による染色せんしょく

六〜七月にはなあか色素しきそ)が

むらさきむらさきむらさき紫草しそう)による染色せんしょく

六月ごろしろはな

1
紫根しこんばれるもちいる。
2
ひたして色素しきそ抽出ちゅうしゅつ染浴せんよくつくる。
3
椿つばき灰汁あくいろ定着ていちゃくしやすくしたぬのを②にれてめる。

紫色むらさきいろ発色はっしょくする。灰汁あく加減かげんで、さまざまなさの紫色むらさきいろになる。

有職文様ゆうそくもんよう

平安時代へいあんじだい以後いご貴族きぞく社会しゃかい装束しょうぞく調度ちょうど伝統的でんとうてきもちいられた文様もんよう有職文様ゆうそくもんようという。儀式ぎしきをはじめ日常生活にちじょうせいかつでも、官位かんいにより使用しようする文様もんようめられていた。えんひし亀甲きっこうなどの幾何学的きかがくてきなものが中心ちゅうしんで、中国ちゅうごくとうよりつたわり国風こくふうにアレンジされたものがおおい。織物おりもの大蔵省おおくらしょう織部司おりべし制作せいさくされた。

代表文様(上段)

代表文様(下段・出典絵巻)

(鈴虫一)(竹河)(鈴虫一)等の括弧書きは出典絵巻名を示す。

装束しょうぞく文様もんようれい