束帯は、平安時代、貴族の間に用いられた正装で、石帯で腰を束ねたところからその名が起こった。
図に示された各部位
- 冠(垂纓冠)
- 縫腋袍
- 石帯
- 笏
- 畳紙
- 下襲の裾(尻)
- 飾太刀
- 平緒
- 表袴
- 襪
笏
笏 威儀を正すもので、儀式の式次第を裏に貼ったりもした。天皇用は上が四角、臣下用は上が丸みを帯びていた。長さ約45cm。
下襲の裾
下襲の裾は官位の昇高につれて長くなり、大臣で3m。
束帯の用途
また、朝廷で行われるほとんどの儀式に用いられ、職務によっては通常の参内のときにも着用されたので、昼装束とも呼ばれた。冠・袍の形や色・服地・文様などが位階により定められていた。