【一】 〈短歌〉柳あをめる
学習のねらい
今回は、「短歌」について学習していきます。どうすれば「短歌」に楽しく興味を持って接することができるか、作品を読みながら学習していきましょう。
「短歌」のリズムを味わいながら、作者の想いや豊かな情景を読み取り、自分なりの感想を持つことを目指しましょう。また作品の特徴を探ったり、作品同士を比較したりなど、言葉に注目しながら「短歌」の理解を深めていきましょう。
文法・表現
- 〜について学習していきます(範圍+継続)
- 「について学習していきます」=「就…持續學習」。
- どうすれば〜できるか(疑問内包+可能)
- 「どうすれば〜接することができるか」=「怎樣才能接觸…呢」。
- 〜を読みながら学習していきましょう(並行+勧誘)
- 「を読みながら学習していきましょう」=「邊讀邊學吧」。
- 〜のリズムを味わいながら、〜を読み解いていきましょう(並行+解釈)
- 「リズムを味わいながら、〜を読み解いていきましょう」=「品味節奏,同時讀取…」。
中文翻譯
本回開始學習「短歌」。如何才能愉快地、帶著興趣親近「短歌」呢?一邊閱讀作品一邊學習吧。請一邊品味「短歌」的節奏,一邊讀取作者的情感與豐富的情景。
●学習のポイント●
〈一〉リズムを感じながら味わう
〈二〉感情に寄り添う
〈三〉情景を思い浮かべる
文法・表現
- 〜を感じながら味わう(並行+鑑賞)
- 「感じながら味わう」=「邊感受邊品味」。
- 〜に寄り添う(共感)
- 「感情に寄り添う」=「貼近情感」。美學的共感表現。
- 〜を思い浮かべる(連用+想像)
- 「情景を思い浮かべる」=「在腦海中浮現情景」。
中文翻譯
〈一〉一邊感受節奏一邊品味
〈二〉貼近情感
〈三〉浮現情景於腦海
■リズムを感じながら味わう
やはらかに柳あをめる北上の岸辺目に見ゆ泣けとごとくに
文法・表現
- やはらかに(形容詞ナリ活用連用)
- 「やはらかに」=「柔軟地、輕柔地」。修飾「柳あをめる」。
- 柳あをめる(複合動詞+連体)
- 「柳あをめる」=「柳樹泛綠的」。「あをめる」=「青める」動詞連體形。
- 北上(地名)
- 「北上」=岩手縣的北上川,石川啄木的故鄉。
- 目に見ゆ(連用+自動詞)
- 「目に見ゆ」=「映入眼簾」。「見ゆ」=「見える」的古語。
- 泣けとごとくに(命令+比況)
- 「泣けとごとくに」=「彷彿在說『哭吧』」。「ごとくに」=如同。
中文翻譯
「やはらかに柳あをめる北上の岸辺目に見ゆ泣けとごとくに」
― 石川啄木
〈解釈例〉
「川岸の柳がやわらかい若葉を芽吹く、そんな北上川の岸辺が自然と目に浮かび思い起されてくる、私に泣けと言うかのように。」
岡に来て両腕に白い帆を張れば風はさかんな海賊のうた
文法・表現
- 〜に来て〜(移動+連用)
- 「岡に来て」=「來到山岡」。
- 〜に〜を張れば、〜(条件+帰結)
- 「両腕に白い帆を張れば」=「把白帆張開在雙臂之上」。
- さかんな海賊のうた(連体修飾+名詞句)
- 「さかんな海賊のうた」=「歡騰的海賊之歌」。比喻風的強勁。
中文翻譯
「岡に来て両腕に白い帆を張れば風はさかんな海賊のうた」
― 斎藤史
〈解釈例〉
「小高い丘の上に立って両腕を広げてみると、吹き抜ける風が白い服の袖をなびかせ、海賊の歌のように聞こえてくる」
短歌に接した時に、言葉が難しいなとか、何が言いたいかわからない、と感じてしまう人がいると思います。それは、短歌へのなじみが薄かったり、言葉の難しさがあったりなど、当然の感覚です。しかし、「わからない」で立ち止まるのではなく、声に出して「感じる」ことから始めてみましょう。短歌はリズムのある韻文です。内容が多少わからなくても、リズムや音の響きを感じることが大切です。
文法・表現
- 〜時に、〜と感じてしまう人がいる(場合+感情)
- 「接した時に、〜と感じてしまう人がいる」=「有人遇到…時會感到…」。
- 〜たり、〜たりなど(並列)
- 「なじみが薄かったり、難しさがあったり」=「不熟、有難度等」。
- 〜の壁を取り払って、〜(連用+勧誘)
- 「『わからない』の壁を取り払って」=「放下『不懂』的牆」。
- 〜という観点を持って、〜(態度+勧誘)
- 「という観点を持って」=「以…的觀點」。
中文翻譯
面對「短歌」時,有人會感到「詞語很難」「不知道在說什麼」。這是因為對短歌不熟悉、或在詞語上有難度而產生的自然感受。然而,請放下「不懂」這道牆,試著走近作品。先重視「字句本身」、想像「情景」、感受作者的「情感」——讓我們以這樣的觀點來閱讀吧。
先に取り上げた二つの作品は、どちらも〈五七五七七〉の音数がベースになっていますね。それは私たち日本人が千年以上前から大切にしてきたリズムです。実際に読んでみると、斎藤史の作品は、〈五八五七七〉と第二句目が字余りとなっています。そうやって聲に出してみると、作品によるリズムと音の響きの違いにも気づくことができます。そして、リズムや音の響きが、内容を越えた味わいにつながります。ぜひ、音読を心がけましょう。
文法・表現
- 〜は、どちらも〜がベースになっています(並列+基準)
- 「どちらも〜がベースになっています」=「兩者都以…為基礎」。
- 〜してきた〜(継続+連体修飾)
- 「大切にしてきたリズム」=「一直以來珍視的節奏」。
- 〜と〜(音数)
- 「〈五八五七七〉と」=「五八五七七」——音數記法。
- 〜が増えていることがわかります(自動詞+発見)
- 「増えていることがわかります」=「可知…在增多」。
- 基本のリズムから少しずつ離れて、〜が、〜(連用+逆接+帰結)
- 「少しずつ離れて、それが、特色を作っているのです」=「逐漸偏離,反而為作品帶來特色」。
中文翻譯
前面提到的兩首作品,都以〈五・七・五・七・七〉的音數為基本。這是我們日本人從一千多年前就一直珍視至今的節奏。實際讀過之後,齋藤史的作品是「五・八・五・七・七」(第二句多一音);前田夕暮的作品則是「五・八・六・七・八」(多處字數較多)。各自略偏離基本節奏,但反而為作品本身帶來了特色。
■感情に寄り添う
どうしてわざわざ〈五七五七七〉の形にするのでしょうか? 今度は内容に注目して読んでみましょう。
文法・表現
- どうしてわざわざ〜のでしょうか(疑問の柔軟化+反問)
- 「どうしてわざわざ〜のでしょうか」=「為何特意…呢」。
- 今度は〜に注目して〜(場合+焦點)
- 「今度は内容に注目して」=「這次將焦點放在內容」。
中文翻譯
為什麼要特意採取〈五七五七七〉的形式呢?這次將焦點轉向內容來閱讀吧。
我が母よ死にたまひゆく我が母よ我を生まし乳足らひし母よ
文法・表現
- 我が〜よ(古典親称+呼びかけ)
- 「我が母よ」=「我的母親啊」。「よ」=呼びかけ。
- 死にたまひゆく(敬語+進行)
- 「死にたまひゆく」=「正在死去(敬意)」。「たまひゆく」=動作的進行+尊敬。
- 我を生まし(連用+古典過去)
- 「我を生まし」=「生下我」。「し」=過去き連體形。
- 乳足らひし(複合動詞+古典過去)
- 「乳足らひし」=「哺乳養育的」。
中文翻譯
「我が母よ死にたまひゆく我が母よ我を生まし乳足らひし母よ」
― 斎藤茂吉
〈解釈例〉
「お母さん。もうすぐ死んでいかれる私のお母さん。私を生んで育ててくれたお母さん。」
この斎藤茂吉の短歌を読んで、どんな感想を持ちますか?この作品は、お母さんとの悲しい別れの場面を詠んでいます。自分を生んでくれた母親が死んでいく際に、「母よ」と何ども呼びかける茂吉の悲しさが強く伝わってきます。
文法・表現
- 〜を読んで、〜を持ちますか(連用+疑問)
- 「読んで、感想を持ちますか」=「讀了之後,有什麼感想」。
- 〜を詠んでいます(漢語+進行)
- 「悲しい別れの場面を詠んでいます」=「正在歌詠悲傷離別的場景」。
- 〜際に、〜と何ども呼びかける(場合+反復)
- 「死んでいく際に、『母よ』と何ども呼びかける」=「當…時,反復呼喚『母啊』」。
- 〜が強く伝わってきます(感情+伝達)
- 「悲しさが強く伝わってきます」=「悲傷強烈傳達過來」。
中文翻譯
讀齋藤茂吉的這首短歌,你有什麼感想呢?這首作品歌詠的是與母親悲傷離別的場景。生下自己的母親正在離去,茂吉一遍又一遍地呼喚「母啊」——那份悲傷被強烈地傳達出來。
音読をしてみると、この作品は〈五七五〉で始まり、後半が〈五八〉と音数が変化しています。定型の音数に足りないものを字足らず、音数が多いものを字余りと言います。声に出して読むと、後半はリズムが乱れ、もたついた不安定な感じがしませんか。まさに茂吉の心の乱れ、苦しい心境が、短歌として絞り出された印象を受けます。
文法・表現
- 〜してみると、〜(試行+発見)
- 「音読をしてみると、〜変化しています」=「試著朗讀後就會發現…變化」。
- 〜と言います(定義の定型)
- 「字足らず/字余りと言います」=「稱為字足らず/字餘り」。
- 〜に出して読むと、〜(手段+発見)
- 「声に出して読むと」=「讀出聲音便會」。
- 〜と感じます(感受)
- 「もたつく感じがすると感じます」=「感到結巴」。
- 〜にちがいありません(強い推量)
- 「あえてのリズムの乱れにちがいありません」=「一定是有意的節奏紊亂」。
- 〜と思って読めば、〜理解できます(仮定+帰結)
- 「と思って読めば、理解できます」=「如果這樣想就能理解」。
- 〜ではなく、〜(対比)
- 「論理的な文章ではなく、〜叩きつけるような」=「並非論理性的文章,而是…」。
- 〜のかもしれません(控えめな推量)
- 「のかもしれません」=「或許…」。
中文翻譯
嘗試朗讀這首作品便會發現——它以〈五七五〉開始,後半轉為〈五八〉,音數有所變化。比定型音數少者稱為「字足らず」,多者稱為「字余り」。實際發聲朗讀時,會感到後半節奏紊亂、彷彿說不利索的感覺。這顯然是有意造成的紊亂——將這份「停頓」想成「茂吉在呼喚母親、悲傷得無法繼續說下去」便能理解。短歌恐怕並非有條理的文體,而是「藉由〈五七五七七〉這節奏,將心中翻騰的情感與想法吐露出來」的文字組合。
この心の声を表すことが短歌の存在の意味なのです。「短歌」は、出来事を正確に記録し広く誰にも理解されるように書く文章ではありません。時に希望にあふれ、時に絶望の淵に立たされ、そういった心の動きを、文字とリズムに託して表現したものが短歌です。ですから、その歌がどのような心情を描いているのか、作者が何をそこに表現したのかをつかもうとすることも「短歌」の大事な読み方の一つですね。
文法・表現
- 〜ことが〜の意味なのです(強調+定義)
- 「表すことが〜の意味なのです」=「表達…,就是…的意義」。
- 〜ではありません(否定)
- 「文章ではありません」=「並不是…的文章」。
- 〜時に〜、時に〜(並列の対比)
- 「時に希望にあふれ、時に絶望の淵に立たされ」=「有時充滿希望、有時陷於絕望」。
- 〜とともに、〜(並行+同時)
- 「声、リズムとともに〜閉じ込めて」=「與聲音、節奏一起,凝縮…」。
- 〜に注意して、〜読んでみましょう(注意+勧誘)
- 「注意して、もう一度読んでみましょう」=「注意…,再讀一次」。
中文翻譯
表達這份「內心的聲音」,正是短歌存在的意義。短歌並不是「準確記錄事件、寫得讓任何人都能看得懂」的文章。它有時充滿希望、有時陷於絕望——將那種「心的動向」連同聲音、節奏一起,凝縮在文字之中加以傳達。請特別注意這份「真正想說的、心的話」,再讀讀短歌看看吧。
■情景を思い浮かべる
リズム、感情と短歌のポイントを整理してきましたが、三つ目のポイントとして「情景」を思い浮かべる」ことを意識して読んでみましょう。
文法・表現
- 〜を整理してきましたが、〜(過去継続+逆接)
- 「整理してきましたが」=「一直整理至今,但…」。
- 〜として、〜を意識して〜(資格+意識+勧誘)
- 「として、〜を意識して読んでみましょう」=「作為…,意識…來讀」。
中文翻譯
至今整理了「節奏」「情感」這兩個短歌的要點。第三個要點——意識到「浮現情景」這一點,再讀讀看吧。
昼ながら幽かに光る蛍一つ孟宗の藪を出でて消えたり
文法・表現
- 昼ながら(連用+並行)
- 「昼ながら」=「儘管是白天」。
- 幽かに(形容動詞連用)
- 「幽かに」=「幽幽地」。
- 〜出でて消えたり(連用+過去)
- 「出でて消えたり」=「飛出後消失了」。「たり」=完了。
中文翻譯
「昼ながら幽かに光る蛍一つ孟宗の藪を出でて消えたり」
― 北原白秋
〈解釈例〉
「昼間なのにかすかに光る蛍が一匹、竹藪から飛んで出てきて消えて見えなくなった」
この短歌は、ゆったりとしたリズムで、静かな雰囲気がありますね。どこかの竹藪で夜でもない時間に蛍が一匹ぼんやり淡い光を放って飛んでいます。しかし、その弱々しい光は竹藪から出ると消えてしまった。そんな風景が描かれています。
文法・表現
- 〜とした〜(連体修飾+気氛)
- 「ゆったりとしたリズム」=「舒緩的節奏」。
- 〜が、〜(並列)
- 「静かな雰囲気がありますね」=「有著寧靜的氛圍」。
- どこかの〜、〜でもない〜(場所+時間の不定)
- 「どこかの竹藪で夜でもない時間に」=「在某處的竹林、非夜晚的時間」。
- 〜出ると消えてしまった(条件+完了)
- 「竹藪から出ると消えてしまった」=「一離開竹林就消失了」。
中文翻譯
這首短歌有著舒緩的節奏、寧靜的氛圍。在某處的竹林中,在並非夜晚的時間,一隻螢火蟲淡淡地發著朦朧的光飛舞著。然而那微弱的光,一離開竹林便消失了。被描繪出來的就是這樣的風景。
みなさんは、どんな情景、場面をイメージしましたか?言葉から想像する、それが「俳句」の醍醐味の一つです。たとえば、情景を想像しようとする際、ドラマや映画の撮影でカメラを通して眺めているようにイメージするのもよいかもしれません。あるいは、絵を描いてみるのもよいと思います。
文法・表現
- 〜は、〜をイメージしましたか(疑問)
- 「どんな情景をイメージしましたか」=「想像了什麼情景」。
- 〜から想像する、それが〜の醍醐味の一つです(強調構文)
- 「言葉から想像する、それが〜醍醐味の一つです」=「從文字想像,這正是…的醍醐味之一」。「醍醐味」=妙趣、最高處。
- 〜際、〜のように〜(場面+比喩)
- 「想像しようとする際、カメラを通して眺めているようにイメージする」=「當試圖想像時,像透過攝影機觀看那樣去想像」。
- 〜が、〜簡単な方法です(評価)
- 「これは、〜簡単な方法です」=「這是…簡單方法」。
中文翻譯
各位想像出了什麼樣的情景、場面呢?從文字進行想像——這正是「俳句/短歌」的醍醐味之一。想像情景時,「像透過電視劇或電影的攝影機那樣去看」是個簡單易行的方法。
そして、イメージができたら、その情景や風景に触れて何か感じることはないか、さらに想像を広げていきましょう。今回は、静かな竹藪からぼんやり光り、消えていく蛍。何となく寂しげな雰囲気でした。あの蛍はど、うなってしまったのかな、ど想像させられます。そん、な風に、情景と、その時の感覚を想像していくと、作品に込められた作者の思いを理解しやすくなると思いますよ。
文法・表現
- 〜たら、〜に触れて〜(条件+連用)
- 「イメージができたら、情景に触れて〜想像を広げていきましょう」=「能想像後,再進一步擴展想像」。
- 何か感じることはないか(疑問の柔軟化)
- 「何か感じることはないか」=「有沒有什麼感受呢」。
- 〜風景でした(過去描写)
- 「風景でした」=「是…的風景」。
- 〜何となく〜な雰囲気(副詞+形容)
- 「何となく寂しげな雰囲気」=「莫名寂寥的氛圍」。
- 〜と想像を広げてみれば、〜(条件+帰結)
- 「と想像を広げてみれば、無常の雰囲気が読み取れます」=「擴展想像便能讀到無常氣氛」。
中文翻譯
然後當你能想像出畫面之後,請接著思考:「對這個情景或風景,有沒有什麼感受?」進一步擴展想像。本回是寧靜的竹林、淡淡發光後消失的螢火蟲——有種莫名落寞的氛圍。那隻螢火蟲在哪、走向何處——讓想像力進一步擴展,便能讀出作者所感受到的「無常」氛圍。
清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢ふ人みなうつくしき
文法・表現
- 〜へ〜をよぎる〜(方向+移動)
- 「清水へ祇園をよぎる」=「穿過祇園往清水寺去」。
- 桜月夜(複合名詞)
- 「桜月夜」=「櫻花盛開的月夜」。「月夜」=月明之夜。
- こよひ(古典名詞)
- 「こよひ」=「今夜」。
- 〜みなうつくしき(強調+連体止め)
- 「みなうつくしき」=「都很美」。「うつくし」=古今異義語(古「可愛」、平安朝後也作「美麗」)。連体止め餘韻。
中文翻譯
「清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢ふ人みなうつくしき」
― 与謝野晶子
〈解釈例〉
「清水寺に行くために祇園を通り過ぎる桜がきれいな月夜。今夜すれちがう人々はみんな美しく見えました。」
舞台は京都です。清水寺は桜の名所でもあります。月夜の花見とははずいぶん風流ですね。
そもそも清水寺へ向かう途中の祇園の町並みは、今でも古い雰囲気が残っていますが、赤い壁が美しいです。たくさんの人が行きかう華やかな街並みをイメージして読むとよいです。そんなにぎやかで華やかな街並みを、夜桜見学に向かう作者の気持ちは一体どのようなものだったのでしょうか?誰かに会いに行くのでしょうか?すれ違う人みんながキラキラきれいに見えるというほど、うきうきとした様子がうかがえます。友達や恋人などと楽しんでいる気持ちが想像できますね。
文法・表現
- 〜は〜の名所でもあります(並列+強調)
- 「桜の名所でもあります」=「也是櫻花名所」。
- 〜とははずいぶん〜ですね(強調+評価)
- 「とははずいぶん風流ですね」=「何等風雅啊」。
- そもそも〜(前提・冒頭副詞)
- 「そもそも」=「本來、首先」。
- 〜が描かれます(受身)
- 「情景が描かれます」=「情景被描繪」。
- そんな中、〜(在那當中)
- 「そんな中、息をしている『私』」=「在那當中呼吸著的『我』」。
- 〜ような気がしますね(控えめな感想)
- 「気がしますね」=「感覺像是…」。
中文翻譯
舞台是京都。清水寺也是賞櫻名所。月夜下的賞花何等風雅!前往清水寺途中經過的祇園街道,至今仍保有古意,紅牆十分美麗。人們來來往往。如此一連串的情景被描繪了出來。然後在此呼吸著的「我」感覺到:今夜遇見的人——大家都很美麗。是不是有種被吸入這首短歌的氛圍中、彷彿自己也置身於那條街上的感覺呢?
学習のねらい
「短歌」の学習の二回目です。前回は、〈五七五七七〉の音数やリズムを味わい、そこに込められた作者の「心の叫び」を読み取ることを意識しました。今回は、前回の学習のポイントを踏まえながら、さらに読み方を広げていきましょう。
作品に表現されたことを純粋に読み味わうだけでなく、さらに情報を加えて読んでみたり、注目する部分を工夫したりすることによって、短歌の味わいをより深めていきましょう。
文法・表現
- 〜の二回目です(順序+断定)
- 「学習の二回目です」=「是學習的第二回」。
- 〜を踏まえながら、さらに〜を広げていきましょう(前提+勧誘)
- 「を踏まえながら、さらに広げていきましょう」=「在…的基礎上進一步擴展」。
- 〜ことを意識しました(既習)
- 「を意識しました」=「意識到了」。
中文翻譯
「短歌」學習的第二回。上回我們意識到「享受〈五七五七七〉的音數與節奏,從中讀取作者所傾注的『心的呼喊』」。本回在上回學習要點的基礎上,再進一步擴展閱讀方式。
●学習のポイント●
〈一〉言葉にこだわる
〈二〉作品の背景を知る
〈三〉短歌の面白さを知る
文法・表現
- 〜にこだわる(執著)
- 「言葉にこだわる」=「對文字講究」。
- 〜の面白さを知る(漢語+熟語)
- 「面白さを知る」=「了解趣味」。
中文翻譯
〈一〉專注於文字
〈二〉了解作品的背景
〈三〉了解短歌的趣味
■言葉にこだわる
君のため空白なりし手帳にも予定を入れぬ鉛筆書きで
文法・表現
- 〜のため(目的)
- 「君のため」=「為了你」。
- 空白なりし(古典斷定+過去)
- 「空白なりし」=「曾經空白的」。「なりし」=斷定+過去き連體。
- 〜にも〜を入れぬ(並列+打消)
- 「手帳にも予定を入れぬ」=「把預定填進手帳」。「入れぬ」=完了。
- 鉛筆書きで(手段)
- 「鉛筆書きで」=「用鉛筆寫」——可以擦去的書寫。
中文翻譯
「君のため空白なりし手帳にも予定を入れぬ鉛筆書きで」
― 俵万智
〈解釈例〉
「あなたのための予定を入れず空白だった手帳に他の人との予定を入れました。鉛筆書きだけど。」
さて、ここに描かれた作者と「君」は、恋人とか付き合っているというような大切な相手です。しかし、この作品で、作者が書き込んだ「予定」は、「君」との予定だったのでしょうか?おそらく、「君」ではない他の誰かとの予定のはずです。「君」のために空けていたスケジュールだけど、他の人との予定を入れたよ、というのが自然です。つまり、作者と「君」は、以前は恋人だった、という関係だと考えられます。
文法・表現
- 〜に描かれた〜(受身連体)
- 「ここに描かれた作者」=「描繪於此的作者」。
- 〜とか〜というような〜(並列+例示)
- 「恋人とか付き合っているというような」=「戀人或交往中等」。
- 〜の予定だったのでしょうか(推量の疑問)
- 「君との予定だったのでしょうか」=「是與你的預定嗎」。
- おそらく、〜のではないでしょうか(推量+柔軟疑問)
- 「おそらく、〜ではないでしょうか」=「恐怕是…吧」。
- 〜たとえば〜(例示)
- 「たとえば友達や家族との予定」=「例如與朋友家人的」。
- 〜から、〜が伝わってきます(出處+伝達)
- 「表現から、〜が伝わってきます」=「從…表達中傳達…」。
中文翻譯
這裡所描繪的「作者」與「你」是戀人或交往中等重要的對象。但本作中作者寫進手帳的「預定」,真的是與「你」的預定嗎?恐怕,是和「你」以外的某人——比如和朋友或家人的預定吧。從「為你而空白的手帳」這個表達中,我們可以理解到,這部手帳長期以來都是為了你而保持空白的——換言之,作者本來打算「在這部手帳中只寫與你的預定」這件事被傳達了出來。
だとしたら、一体、この作品はどんな気持ちを表しているのでしょうか。そこで注目してほしいのは、最後の「鉛筆書きで」という表現です。ペンでもマジックでもない「鉛筆書き」。なぜでしょうか。「鉛筆」の文字は消せるのです。他の人との予定を入れたのだけど、いつでも消せるようにしてありますよ。もし「君」との予定が入るなら……。
文法・表現
- だとしたら、〜のでしょうか(仮定+疑問の柔軟化)
- 「だとしたら、〜のでしょうか」=「那麼,…呢」。
- そこで注目してほしいのは、〜(強調+指示)
- 「そこで注目してほしいのは」=「希望您注意的是」。
- 〜でも〜でもない〜(並列+否定)
- 「ペンでもマジックでもない『鉛筆書き』」=「不是鋼筆也不是麥克筆,而是鉛筆寫」。
- なぜでしょうか。〜から(疑問+理由)
- 「なぜでしょうか。〜から」=「為什麼呢。因為…」。
中文翻譯
那麼,這部作品究竟在表達怎樣的心情呢?此處請特別注意最後的「鉛筆書きで」這個表達。不是用鋼筆,也不是用麥克筆,而是用「鉛筆寫」。為什麼呢?因為——鉛筆寫的字「可以擦掉」。
つまり、この作者は、まだ「君」のことが完全には忘れられていないのです。「君」のためなら他の人との予定より優先させたい、そん、な切ない未練が、最後の一言で伝わってきませんか。このように、短歌の「言葉」やその使い方に注目すると、作者が表したかった心情に近付いていくことができますね。
文法・表現
- つまり、〜のです(強調的要約)
- 「つまり、〜のです」=「也就是說,…」。
- 〜は完全には〜られていない(部分否定+可能の打消)
- 「完全には忘れられていない」=「無法完全忘記」。
- 〜なら〜より優先させたい(仮定+使役+希求)
- 「『君』のためなら他の人との予定より優先させたい」=「為你的話,想優先於與他人的預定」。
- そんな〜が、〜から伝わってきませんか(連体修飾+疑問)
- 「そんな未練が、〜から伝わってきませんか」=「那種眷戀,不是從…中傳達出來嗎」。
- このように、〜と、〜(並列+帰結)
- 「このように、〜と、〜の心境を読み取ることができます」=「如此一來,便能讀出心境」。
中文翻譯
也就是說——這位作者,還沒能完全忘記「你」。「若是為了你的話,無論如何也想比其他人的預定優先」——這份揪心的眷戀,不是從最後一句中傳達了出來嗎?這樣仔細思考短歌中的「字句」「字數」「節奏」,便能讀出作者的心境。
■作品の背景を知る
瓶にさす藤の花ぶさみじかければたたみの上ににとどかざりけり
文法・表現
- 〜にさす〜(連体修飾)
- 「瓶にさす藤の花ぶさ」=「插在瓶中的藤花穗」。
- 〜みじかければ(已然形+ば確定條件)
- 「みじかければ」=「因為短,所以」。
- 〜にとどかざりけり(打消+過去)
- 「とどかざりけり」=「沒能伸到」。「ざり」=打消連用、「けり」=過去詠嘆。
中文翻譯
「瓶にさす藤の花ぶさみじかければたたみの上ににとどかざりけり」
― 正岡子規
〈解釈例〉
「(机の上の)花瓶に生けた藤の花の房が短いので、畳の上には届かないことだなぁ」
この短歌は第三句目が〈六〉音で字余りとなっていて、その「みじかければ」の部分が説明的な表現で、心情が想像しづらくなっています。いっ、たいこの短歌は、どんな気持ちを詠んだのでしょうか。
文法・表現
- 〜は〜となっていて、〜(並列+帰結)
- 「第三句目が〈六〉音で字余りとなっていて」=「第三句是六音字餘」。
- 〜が説明的な表現で、〜想像しづらくなっています(並列+帰結)
- 「説明的な表現で、心情が想像しづらくなっています」=「是說明性表達,心情難以想像」。
- いったいこの〜は、どんな〜のでしょうか(疑問の柔軟化)
- 「いったい〜のでしょうか」=「究竟…呢」。
中文翻譯
這首短歌的第三句是〈六〉音、字餘,而其中「みじかければ(因為短)」的部分是說明性的表達,使心情難以想像。這首短歌究竟在歌詠怎樣的心情呢?
そんな時、作者や、作られた背景などに触れてみるのもおすすめの読み方です。作者は正岡子規です。正岡子規の名前は聞いたことがある人も多いと思います。正岡子規は、結核を患い、一九〇二年に亡くなってしまいます。実は、この「藤の花」にまつわる作品は、子規が亡くなる直前、一九〇一年に発表されています。
文法・表現
- 〜時、〜のもおすすめ(場面+推薦)
- 「そんな時、〜もおすすめ」=「這種時候,…也很推薦」。
- 〜に触れてみる(試みの連用)
- 「背景に触れてみる」=「試著接觸…」。
- 〜を患い、〜亡くなってしまいます(過去継続+完了)
- 「結核を患い、〜亡くなってしまいます」=「患結核,最終離世」。
- 〜は、〜(補足)
- 「正岡子規は、〜亡くなってしまいます」=「正岡子規…去世」。
中文翻譯
在這種時候,「了解作者或寫作背景」也是值得推薦的閱讀方式。作者是正岡子規。許多人應該都聽過子規的名字吧。正岡子規患結核病,一九〇二年離世。他在病床上,仍持續以短歌詠歌。
つまり、病床で作られた短歌です。それを知ったうえで、「藤の花ぶさ」が「畳」に届かないという表現を、病床の子規の目線から想像してみましょう。きれいで咲きごろの藤の花なのに、自分の寝ている畳までは届かないのです。もっと近づいて見てみたい、手に触れてみたい、でも病気で起き上がれない、そんなもどかしい気持ちが伝わりませんか。もしかしたら、来年の春、自分はまたこの「藤の花」を見ることができるのだろうか、そんな気持ちも感じているかもしれません。
文法・表現
- 〜のうえで、〜してみましょう(前提+勧誘)
- 「知ったうえで、想像してみましょう」=「在了解…之後,試著想像」。
- 〜から想像してみましょう(観点+勧誘)
- 「病床の子規の目線から想像してみましょう」=「從病床子規的視角去想像」。
- 〜なのに、〜届かない(逆接+打消)
- 「咲きごろの藤の花なのに、〜届かない」=「明明是正盛的藤花,卻不能伸到…」。
- 〜が、〜が、表現したかったのかもしれません(複合修飾+過去願望+推量)
- 「歌人が、〜表現したかったのかもしれません」=「歌人或許想表達的是…」。
- 〜たいという気持ち(願望+名詞化)
- 「もどりたいという気持ち」=「想要回到…的心情」。
中文翻譯
也就是說,這是「在病床上創作的短歌」。知道這一點之後,從病床上的子規視角去想像「藤花穗未能伸到榻榻米」這個表達吧——美麗、正當盛開的藤花,卻沒能伸及他躺著的榻榻米。或許這位歌人想表達的,是「無法觸及外面的世界、無法行走在外的我」這種寂寥落寞、無常之感、想要重新得回原本身體的心情。
いかがでしょうか?こうやって作者のことや作られた背景を知ると、作品を立体的に味わうことができるような気がしませんか。ぜひ、みなさんも、その作者のことを調べたり、他の作品と比べたりしてみてください!
文法・表現
- いかがでしょうか(柔軟疑問)
- 「いかがでしょうか」=「如何呢」。
- 〜と、〜できるような気がしませんか(条件+柔軟疑問)
- 「知ると、〜できるような気がしませんか」=「知道後,不是覺得能…嗎」。
- ぜひ、〜たり、〜たりしてみてください(強い勧誘)
- 「ぜひ、調べたり、比べたりしてみてください」=「請務必試著調查、比較看看」。
中文翻譯
如何呢?這樣了解作者及創作背景之後,是不是覺得能更立體地品味作品呢?請各位也試著去調查作者,或與其他作品做做比較看看吧。
■短歌の面白さを知る
えーえんとくちからえーえんとくちから永遠解く力を下さい
文法・表現
- えーえんとくちから(音の繰返し)
- 「えーえんとくちから」=「永遠と口から」的諧音重複。「えーえん(永遠)」+「とくちから(解く力)」的音律重組。
- 〜を下さい(敬語願望)
- 「下さい」=「請給我」。
- 永遠解く力(強烈な要求)
- 「永遠解く力」=「解開永遠的力量」。
中文翻譯
「えーえんとくちからえーえんとくちから永遠解く力を下さい」
― 笹井宏之
この短歌を音読しようとしてみると、少し読みづらいなと感じたり、どこで区切って読めばよいか、迷ったりしませんか?何となく呪文のようにも見えますし、区切り方に戸惑うような感じもあって、不思議な味わいのある短歌です。「えーえんとくちから」が、後半「永遠解く力」だとわかるまでの変化が一首の中にあるというのも面白いですね。
文法・表現
- 〜しようとしてみると、〜(試行+発見)
- 「音読しようとしてみると、〜感じたり」=「試圖朗讀就會…感到…」。
- 〜たり、〜たりしませんか(並列+疑問)
- 「感じたり、迷ったりしませんか」=「不會感到…或猶豫嗎」。
- 何となく〜のようにも見えますし、〜(柔軟+並列)
- 「何となく〜のようにも見えますし」=「看起來像…,而且…」。
- 不思議な味わいのある(連体修飾)
- 「不思議な味わいのある」=「有著奇妙韻味的」。
中文翻譯
嘗試朗讀這首短歌,會不會感到「有點難讀」,或者為「該在哪裡斷句」而困惑呢?看起來像咒語、斷句也讓人猶豫,整體有一種不可思議的味道。
內容的にはいかがでしょうか?「永遠」を「解く力」を「ください」という、のは、具体的に何を表現しているのかはぱっとわかりません。しかし、「えーえんとくちから」と何ども繰り返すほど、強く何かを願っていることは強く伝わってきます。
文法・表現
- 〜は〜が、〜とは、具体的に〜のかはぱっとわかりません(提示+打消)
- 「とは、具体的に何を表現しているのかはぱっとわかりません」=「具體表達什麼,無法立刻明白」。
- しかし、〜ほど、〜(譲歩+程度)
- 「しかし、〜と何ども繰り返すほど、〜」=「但反復…到那種程度」。
- 〜という心情が読み取れます(受身可能+名詞句)
- 「という心情が読み取れます」=「可以讀出…的心境」。
中文翻譯
內容上又如何呢?「請給我『解開永遠的力量』」——具體在表達什麼,並不一眼可知。然而從「えーえんとくちから」這樣的反復可以感受到,那是強烈地祈求著某物的氣息。能讀出對這份巨大的存在(永遠)懷有恐懼,並抱持「想要超越它的力量」這樣的心境。
そこに作者が若いころから病気を患っていたことや、早くにこの世を去ったことなど、作者の背景を重ね合わせると、「永遠」を「解く力」を願う作者の気持ちに少し近付けるような気がします。これまで学習した短歌とは少し雰囲気の違う新しい短歌のような気がしますが、短歌の面白さを十分感じられる作品だと思います。
文法・表現
- そこに〜を重ね合わせると、〜(条件+帰結)
- 「重ね合わせると、〜近づけるような気がします」=「若重合,便能貼近…」。
- 〜ことや、〜たことなど(並列)
- 「患っていたことや、〜去ったことなど」=「患病、去世等」。
- 〜だけではなく、〜(範圍拡張)
- 「過去だけではなく、現在も」=「不只過去,現在也」。
- 〜のものなのです(強調的断定)
- 「のものなのです」=「是…的東西」。
中文翻譯
若加上作者「年少便患病、英年早逝」這樣的背景,便能稍微貼近作者「祈求解開永遠之力」的心情。這首短歌與我們至今所學的不同,是「現代的短歌」。短歌不僅僅是過去,現在也仍在被書寫著。
ふるさとの訛りなくせし友といてモカ珈琲はかくまでにがし
文法・表現
- 〜なくせし(連用+打消+過去)
- 「訛りなくせし」=「失去了鄉音的」。「なくす」連用+「き」連體。
- 〜といて(並用+連用)
- 「友といて」=「和朋友在一起」。
- かくまで〜(程度副詞)
- 「かくまで」=「到這種程度」。
- にがし(古典形容詞)
- 「にがし」=「苦的」。終止形止め。
中文翻譯
「ふるさとの訛りなくせし友といてモカ珈琲はかくまでにがし」
― 寺山修司
〈解釈例〉
「ふるさとの言葉の訛をなくしてしまった友人と過ごしていると、飲んでいる珈琲がこんなにも苦く感じられることだ」
ではこの作品を、次の石川啄木の短歌と読み比べてみましょう。
「ふるさとの訛りなつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」
寺山修司の歌と似ていませんか?むしろスタートはそっくり同じです。実は、先に石川啄木の作品があり、それをモチーフに寺山修司が作った短歌です。このように元の歌を土台にして作ることを本歌取りと言います。短歌では、古く和歌の時代から、誰かの歌を味わって、自分なりに受け止め作り替える。「短歌」を通してそん、なコミュニケーションを取っていたというのは、とても楽しいことだと思いませんか?
文法・表現
- 〜を、〜と読み比べてみましょう(対比+勧誘)
- 「を、〜と読み比べてみましょう」=「把…與…做比較吧」。
- 〜と似ていませんか(柔軟疑問)
- 「似ていませんか」=「不像嗎」。
- 〜むしろ〜です(強調的対比)
- 「むしろスタートはそっくり同じです」=「開頭簡直完全一樣」。
- 〜たうえで、〜のは〜です(前提+強調+断定)
- 「読んだうえで、〜のは有名な話です」=「在讀過之後,…是有名的故事」。
- 〜に対して、〜(対比)
- 「に対して」=「相對於」。
中文翻譯
讓我們把這首作品和下面石川啄木的短歌做比較吧:「ふるさとの訛りなつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく(懷念故鄉的鄉音,到車站擁擠的人群中專程去聽它)」。寺山修司的歌與啄木的歌不是很像嗎?開頭簡直一樣。實際上,是寺山先讀了石川啄木的歌之後,才寫了那首歌的——這是知名的故事。比起啄木「想聽鄉音」這份鄉愁,寺山所描寫的則是「來到都市的朋友失去了鄉音、咖啡因此格外苦」——以「不一樣」為視角的對照寫法。
このように、複数の作品を比較してみるのも楽しいと思います。ぜひ、いろいろな視点で、【短歌】の面白さに触れてください。
文法・表現
- 〜のも〜と思います(柔軟主張)
- 「のも楽しいと思います」=「…也很有意思」。
- ぜひ、いろいろな視点で、〜に触れてください(強い勧誘)
- 「ぜひ、いろいろな視点で、面白さに触れてください」=「請以各種視角觸及趣味」。
中文翻譯
如此,比較多個作品也是很有意思的。請務必從多元的視角,接觸「短歌」的趣味。
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文法・表現
- 〜の〜及び〜を〜禁じます(漢語並列)
- 「無断転載及び商用利用を固く禁じます」——「及び」=書面並列;「固く」=強調副詞。