1937年の日中戦争開始から1945年敗戦までの戦時下の国民生活は、国家総動員体制のもとで厳しく統制された。男性は徴兵により戦地へ、女性・学生は工場へ動員。物資不足が深刻化し、配給制(米・砂糖・衣料品・靴・煙草等の切符制)が実施された。
1941年、尋常小学校は国民学校に改編され、教育目的が「皇国民の錬成」とされた。男子は軍事教練、女子は薙刀・防空訓練が課された。教科書は墨塗りや改訂で軍国主義的内容が強化された。中学生・高等学校生・大学生も「学徒動員」で軍需工場や農場で働かされた。
明治期に確立した日本陸軍・海軍の階級は、二等兵から大将(元帥)まで。「兵」「下士官」「将校」の三段階に分けられる。階級章は襟・肩・袖などに着けられた。本ページには階級表が掲載される。
明治15年(1882)の「軍人勅諭」、明治23年(1890)の「教育勅語」は、戦前の日本の国家精神の核となった文書。学校では儀礼的に奉読され、国家への忠誠と父母への孝順が強調された。戦後の教育改革で廃止された。