最新国語便覧

浜島書店 — pilot v2 OCR + ruby 版(PDF 5–213 ページ)

p.193 近代きんだい詩歌しいか舞台ぶたい西日本にしにほん

本ページの構成こうせい

西日本にしにほん東海とうかい近畿きんき中国ちゅうごく四国しこく九州きゅうしゅう沖縄おきなわ)における近代きんだい詩歌しいか舞台ぶたいを、地図ちずじょうしめす。短歌たんか俳句はいくのいずれにおいても、京都きょうと大阪おおさか松山まつやま島根しまね福岡ふくおかなどが重要じゅうよう拠点きょてん

西日本の詩歌ゆかりの地にしにほんの しいか ゆかりの ち

吉井勇と京都よしい いさむと きょうと

吉井勇よしい いさむ(1886–1960)は短歌たんか歌人かじん京都きょうと祇園ぎおん先斗町ぽんとちょうしたしみ、京都きょうと題材だいざいとする耽美的たんびてきうたおおのこす。「祇園ぎおんのあかり」など、祇園ぎおんのネオンまちうたんだ近代きんだい歌人かじん

種田山頭火と自由律俳句たねだ さんとうかと じゆうりつ はいく

種田山頭火たねだ さんとうか(1882–1940)と尾崎放哉おざき ほうさい(1885–1926)は、明治めいじ末期まっきから大正たいしょうにかけて、定型ていけい俳句はいくからはなれた自由律じゆうりつ俳句はいく確立かくりつ山頭火さんとうかの「ってもってもあおやま」「うしろすがたのしぐれてゆくか」、放哉ほうさいの「せきをしてもひとり」など、行脚あんぎゃなかまれたおおい。