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浜島書店 — pilot v2 OCR + ruby 版(PDF 5–203 ページ)

p.185 古典こてん名句めいくあきふゆ天明期てんめいき/化政期かせいき

概観がいかん

ほんページではつづき、あきふゆ名句めいくと、江戸後期えどこうき天明期てんめいき化政期かせいき)の俳人はいじん代表句だいひょうくあつめる。あきふゆ俳諧はいかいで「もののあはれ」をもっともよくあらわ季節きせつとされ、つき紅葉もみじしもゆき千鳥ちどりなど多彩たさい季題きだい名句めいくまれた。

秋の名句あきの めいく

あき代表的だいひょうてき季題きだいつき紅葉もみじ名月めいげつ・きのこ・桐一葉きりひとはつゆ鹿しか・コオロギ・案山子かかし稲穂いなほなど)を名句めいくあつめる。芭蕉ばしょう名月めいげついけをめぐりてもすがら」、蕪村ぶそん鳥羽殿とばどの五六騎ごろっきいそぐ野分のわきかな」、一茶いっさわれあそべやおやのないすずめ」(春)「やせかえるまけるな一茶いっさこれにあり」、与謝蕪村よさ ぶそん葉桜はざくらやよろづむほどにく」など。

冬の名句ふゆの めいく

ふゆ代表的だいひょうてき季題きだいゆきしも寒月かんげつ木枯こがらし・ふゆつき水鳥みずどり寒梅かんばいこがらしこおりなど)を名句めいくあつめる。芭蕉ばしょうえだからすのとまりけりあき」、蕪村ぶそん「みのむしのおとをききに来よくさいおり」、一茶いっさ「これがまあついいえゆき五尺ごしゃく」、芭蕉ばしょうはつしぐれさる小蓑こみのをほしげなり」など。野尻湖のじりこ雪景色ゆきげしき写真しゃしんえられる。

天明期・化政期の俳人てんめいき・かせいきの はいじん