p.6 京都古典文学マップ
PDF p.24 — 京都古典文学マップ(写真と古典との対応)
⑮ 賀茂川
▶ 賀茂川と高野川の合流地点。下流は鴨川と字が変わる。
⑯ 賀茂神社(上賀茂神社)
▶ 京の鎮護の神として崇敬を集め、天皇から斎院が遣わされる。(賀茂の祭=葵祭、現在は五月十五日)
⑰ 御手洗川(ならの小川)
▶ 上賀茂神社の境内を流れる御手洗川は、ならの小川と呼ばれ親しまれていた。
風そよぐならの小川の夕暮はみそぎぞ夏のしるしなりける
── 従二位家隆(『小倉百人一首』歌番98)
⑱・⑳ 雲林院
▶ 『大鏡』はこの寺の菩提講に詣でた翁らの昔語りを記すという形式で書かれた。
⑲ 鴨川
㉑ 京都御所
▶ 春と秋に一般公開がある。写真は清涼殿の東の廂の様子。
㉒ 下鴨神社
▶ 『方丈記』鴨長明は神官の家に生まれた。境内の河合神社に方丈の庵の復元がある。
㉓ 廬山寺
▶ 紫式部の邸宅跡といわれる。光源氏が方違えをし、空蝉に逢った「中川わたり」。
文学ゆかりの地 ── 枕草子
- 東山(地図②B2 写真㉔) ── 「春は曙」1段
- 雲林院(地図②A1 写真⑳) ── 「鳥は」38段:賀茂の祭の翌日、紫野に戻る斎院の行列をこの寺の前で見物しようと牛車を止めたところ、ほととぎすと鶯が美しく鳴いていたとある。
- 淀(地図①A3 解説⑫) ── 「卯月のつごもり方に」110段
※ 章段は「新日本古典文学大系」による。