最新国語便覧

浜島書店 — pilot v2 OCR + ruby 版(PDF 5–22 ページ)

古典こてん文学ぶんがく舞台ぶたい(p.4 図録ずろく

PDF 22 ページ全体
PDF p.22 — 古典文学の舞台(京都〜近江の地)
寂光院じゃっこういん 参照 P.97 大和・奈良地図

平家へいけ滅亡めつぼう大原おおはら寂光院じゃっこういん後生ごしょうとむら建礼門院けんれいもんいん後白河ごしらかわ[院]がひそかにおとずれる。(『平家へいけ物語ものがたり』『大原おおはら御幸ごこう』『灌頂かんじょうまき』)

鞍馬寺くらまでら

光源氏ひかるげんじ加持かじけた北山きたやまの「なにがしでら」のモデルとされ、ここで光源氏は紫上むらさきのうえいだす。(『源氏げんじ物語ものがたり』『若紫わかむらさき』)

石山寺いしやまでら

滋賀県しがけん琵琶湖びわこからながれる瀬田川せたがわのほとりにあり、平安へいあん時代じだいには、貴族きぞく女性じょせいが「物詣ものもうで」におとずれた。その様子ようす物語ものがたり日記にっきおおえがかれている。てら縁起えんぎには紫式部むらさきしきぶが琵琶湖にえる十五夜じゅうごやつきながめながら『源氏物語』の構想こうそうたとしるされている。

比叡山ひえいざん

山越やまごしに京都きょうと市街しがいのぞむ。古来こらいきょう人々ひとびとがいつもあおやまであり、「山」といえば比叡山、またそこにある延暦寺えんりゃくじのことであった。平安時代、仏教ぶっきょうひろまりとともに貴族きぞくあつ信仰しんこうあつめた。

瀬田せた

琵琶湖びわこみなもととする瀬田川せたがわは、やがて宇治川うじがわえ、淀川よどがわ合流ごうりゅうする。瀬田は古来より交通こうつう要所ようしょで、東海道とうかいどうかる唐橋からはしおおくの作品さくひん登場とうじょうする。

物詣ものもうで」の

石山詣いしやまもうで(『石山寺いしやまでら縁起えんぎ絵巻えまき』) ── 歌枕うたまくら、⑨ 逢坂山おうさかやまの[峠]をすす一行いっこう

地図写真の labels:比良の山々、琵琶湖、瀬田の唐橋、瀬田川、石山寺