「一杯の水をふくめば、天地の自由を得たる心地こそすれ」(岡本かの子『ふくまれたる』)
近代文学編では、明治・大正・昭和・平成・令和の文学を体系的に紹介する。本編には小説(明治の写実主義から戦後文学まで)、詩、評論、短歌、俳句、劇作、外国文学への影響、翻訳文学の流れなどが含まれる。日本近代の精神史と文学史の交差を、作家・作品を中心に巡る。
章扉の中央には、近代の女性作家・岡本かの子の言葉「一杯の水をふくめば、天地の自由を得たる心地こそすれ」を題に、岩崎ちひろの絵が添えられる。梅の花を背景に、和服の女性が本を抱える姿が描かれる。