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浜島書店 — pilot v2 OCR + ruby 版(PDF 5–33 ページ)

p.15 内裏だいり

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PDF p.33 — 内裏(七殿五舎)の平面図と写真

参照 P.58 後宮こうきゅう、P.135 大鏡おおかがみ

居住きょじゅうするとして内裏だいりがあり、紫宸殿ししんでん清涼殿せいりょうでんの他、后妃こうひ女官にょかん居住きょじゅうする七殿五舎しちでんごしゃがあり後宮こうきゅうという。後宮にはつぼ内庭ないてい)があり、にわをつけた壺名つぼな通称つうしょうとなり、そこに女性じょせい呼称こしょうともなった。身分みぶんたかい女性には、清涼殿せいりょうでんちか弘徽殿こきでん飛香舎ひぎょうしゃ藤壺ふじつぼ)があたえられた。

紫宸殿ししんでん京都きょうと御所ごしょ

内裏だいり正殿せいでんで、故実こじつでは「ししいでん」と読み、「南殿なんでん」ともばれた。南庭なんてい左右さゆうさくらたちばなえられ、ひだりみぎ近衛府このえふ官人かんじんならんだことから、左近さこんさくら右近うこんたちばなと呼ばれた。

源氏げんじ物語ものがたり』「花宴はなのえん」にあるように観桜かんおうえんなどもひらかれた。

七殿五舎しちでんごしゃ(後宮の主要しゅようつぼ

  1. 桐壺きりつぼ
  2. 梨壺なしつぼ
  3. 雷鳴壺かんなりつぼ
  4. 梅壺うめつぼ
  5. 藤壺ふじつぼ飛香舎ひぎょうしゃ

内裏だいり 平面図へいめんず ── 主要施設labels

七殿(しちでん):紫宸殿、清涼殿、仁寿殿(じじゅうでん)、貞観殿(じょうがんでん)、宣徳殿、宣陽殿、麗景殿(れいけいでん)、常寧殿(じょうねいでん)、登華殿(とうかでん)、弘徽殿、後涼殿(こうろうでん)

五舎(ごしゃ):襲芳舎(しゅうほうしゃ)、凝華舎(ぎょうかしゃ)、飛香舎(ひぎょうしゃ)、淑景舎(しゅくけいしゃ)、昭陽舎(しょうようしゃ)

主要門:建礼門(けんれいもん)、宣陽門、建春門、宜陽門、月華門、日華門、安福殿、春興殿、修明門、永安門、長楽門、春華門、達智門、安喜門、玄輝門、徽安門、朔平門、式乾門

南庭の樹木:左近の桜(さこんのさくら)、右近の橘(うこんのたちばな)